『毎日楽しみにしてたブ・ロ・グが無かったのでメールしました。
日課になっているので何かあったのか?
とちょっとびっくりしました。もしかして、これもイタズラ!?ですか?
また更新期待しております。』


ヨッシー・・・、君って奴は(涙)

一日更新しなかったらこれだ
皆さ~ん、彼の楽しみは僕のブ・ロ・グチェックです。
ヨッシー、きみのことソウルメイトって呼んでいいかい?
ブヨンくんは捨てて俺の胸に飛び込んでおいで

それにしても俺の友人は気が小さい奴が多い。
「ブログおもしれーなー。昼休憩に読んでるぜ」
サコッペから来たメールだが、直訳すると、
「嫁に過去の悪事を知らるのが恐いから自宅では見てません。」
って事だね。
テメーのスキャンダル記事を嫁さんの前で朗読させられた郷ひろみ状態なのか?
君の家。

まっ、せっかくなんで
まだまだある君の悪事をここに告発する次第である。
我々の大切な仲間、弘子も喜んで見てくれてるらしいしさ。

塾の帰りにローソンに立ち寄り、立ち読みしたり
なけなしの金でジュース買ったりしていた俺たち。
いつしか「ローソン軍団」という仇名がついていた。

軍団で集まって大声で談笑したり
めぼしい住宅の前で奇声を発しては
猛ダッシュで逃げたりしているうちは可愛いものだったが
そのうち塾の仲間だけではなく
テツやアキオ、ユウなど同級生まで巻き込んでの
一大イベントにまで発展していった。

駅前のMビルに住んでいた謎の女「みゆき」
表札に「みゆき」とだけ書いているその女もその女だと思う。
サコッペ達に見つかったらお終いだっつーの!!!

みゆきは姿を見せることは一度もなかったが
逆にそれが災いし サコッペ達の行動はエスカレートしていく。

前回書いたように「みゆきぃぃーーーーーーッ
と玄関前で叫んで逃げる。のは
ほんの序の口で実際にはドアについている郵便受けを開けて
中を覗いたりというストーカーまがいの行動になっていった。

バカみたいに寛容なのか、本当にバカなのか
一向に姿を見せない「みゆき」。何のレスもなかった。
そうなってくると元々飽きっぽく移り気な彼らのこと
一通り満足すると今度は別ののイタズラを考案し、
Mビルに集合していた。
新たなアイテムを持参して・・・。
「水風船」と「ロケット花火」である。

これらをMビルの屋上から
一般人を狙ってバンバン下に向けて放つようになったのである。

彼らの発するキャーキャーと言う嬌声と共に
煙をあげて高速スピードで真っ直ぐ自分に向かってくるロケット花火。
「バーンッ」という音と共に飛び散る水しぶき
驚いて上を見上げてもそこには誰もいない。

一時期、駅前のMビルはサイコ中学生に占拠されていたのだ。
我が町の忌まわしい過去の記録である。

最後には警察が出てくる騒ぎにまでなったが
捜査の網を巧みにかいくぐったサコッペ達。

その後も同級生の女子「ニラミ」の自宅を突き止め
「ニラミぃぃ―――――ッと叫んでは逃げるなどの犯行は
一向にやむことは無かった。

彼らは全員、ヤンキーではなく、かと言って優等生でもなかった。
ごく普通の中学生である。
誰一人として彼女なんて気の利いた存在はいなかったし
クラスの女子と話すことも滅多に無く、逆に話し掛けられようものなら
目をそむけぶっきら棒にボソボソしか話の出来ない
純情野郎だったのだ。

彼らの心の奥にあった悩み、迷い、社会への叫び、メッセージ。
結婚し、よき父親になっている今の彼らはどう思っているのだろうか?

俺は時々彼らのことをセピア色の光景と共に思い出す。
そして願い、祈るのだ。
「彼らが心の底から悔い改め、
人生を真摯に生きていきますように・・」
と。

すっかり大人になったサコッペから本日届いたメールをご紹介しよう。

『あ!そういえばちょっと聞いてくれよ。
最近うちの会社に中途で入ってきた人なんだけど
35才くらいで小太り。
そんなことはどうでもいいんだけど、
住んでるところが、○○鉄工所の近くのJAの近くで、
名前が福元 って言うんだ。
ニラミの兄かも。直接聞いてみてもしそうなら妹の当時の
ブラの枚数聞いてみようかな



俺の祈りは届くのだろうか?



今回の主役、サコッペの少年時代