カミキドンとチマチマの熱狂的なファンがいる。
ここ最近カミキドンネタを書いたのはその人の熱いリクエストに応えてだ。
最初は【強烈個性】という名前で
このブログにデビューしたカミキドン。
その後ハリマネが【上期首領】という当て字を考えてくれ
書いてるうちに【上期丼】になり
今では【カミキドン】のカタカナ表示が定着し正式名称となっている。
まるで出世魚のようだがこの人は出世しないのであまり関係ない。
本人に会っていない人には分からないだろうが
本当にマイペースというか強烈な人だ。
一般人が有する「デリカシー」とか
「人から変に思われたらどうしよう?」という
ような感情が一切ないのがカミキドンだ。
【老けたガキ大将】これだろう。
縁あって同じ事務所で
4月・5月と2ヶ月仕事をすることになったのだが
実は以前から彼の存在は知っていた。
数年前、マネージメント研修という
全国から支店長が集まる研修で会っていたのだ。
その時の印象は「恐い顔したおっさんがおるな~」だった。
研修では俺はタカシと二人でみんなの前でロープレをさせられた。
その後、各マネージャーからコメントをもらったのだが、
カムサハムノダさんは先輩らしく割と厳しいコメントを、
今は亡きH先輩は好意的なコメント、
カミキドンも割に好意的なコメントをくれた。
ただ気になったのが内容自体は普通のコメントだったにも関わらず
カミキドンが発表する時には失笑が漏れていたことだった。
当人が平然としているだけに
その光景は奇妙に映った。
そして彼が颯爽と登場した今年の四月
ある日、一本の社内電話が入った。
当時所属していた部署の人からだ。
「すみませんカミキドンマネージャーはいらっしゃいますか?」
「すみませ~ん、今、離席中なんですよぉ~、何かお伝えいたしましょうか?」
と答えると電話の相手は
「いえ、またこちらから電話します」
と何故かおびえた様子。
「わかりました。・・・それではしつれ・・・」
と電話を切ろうとしたら
その人が「あの~。」と言った。
「はい、何でしょう?」
「・・・」 ん?
「・・・」 何だよ!コイツ!
「・・・石●マネージャー・・・大丈夫ですか?」
「はっ!?」
「あの・・・カミキドンさん・・・大変でしょう?」
「え!?・・・別に・・・」
「あっ、なら・・・いいんです。すみませんッッ」
そこで会話が終わった。
電話をくれた人は全く面識がない人だ。
そんな人がなぜ俺を気遣ってくれるんだ???
カミキドンさん、大変でしょう?
いや、別に話も殆どしてないしなぁ・・・
害があるとも思えないんだけど・・・。
今から思えば甘かった。
その後、嫌と言うほど彼の言った「大丈夫ですか?」
の意味を思い知ることになるのだった。
つづく。

ここ最近カミキドンネタを書いたのはその人の熱いリクエストに応えてだ。
最初は【強烈個性】という名前で
このブログにデビューしたカミキドン。
その後ハリマネが【上期首領】という当て字を考えてくれ
書いてるうちに【上期丼】になり
今では【カミキドン】のカタカナ表示が定着し正式名称となっている。
まるで出世魚のようだがこの人は出世しないのであまり関係ない。
本人に会っていない人には分からないだろうが
本当にマイペースというか強烈な人だ。
一般人が有する「デリカシー」とか
「人から変に思われたらどうしよう?」という
ような感情が一切ないのがカミキドンだ。
【老けたガキ大将】これだろう。
縁あって同じ事務所で
4月・5月と2ヶ月仕事をすることになったのだが
実は以前から彼の存在は知っていた。
数年前、マネージメント研修という
全国から支店長が集まる研修で会っていたのだ。
その時の印象は「恐い顔したおっさんがおるな~」だった。
研修では俺はタカシと二人でみんなの前でロープレをさせられた。
その後、各マネージャーからコメントをもらったのだが、
カムサハムノダさんは先輩らしく割と厳しいコメントを、
今は亡きH先輩は好意的なコメント、
カミキドンも割に好意的なコメントをくれた。
ただ気になったのが内容自体は普通のコメントだったにも関わらず
カミキドンが発表する時には失笑が漏れていたことだった。
当人が平然としているだけに
その光景は奇妙に映った。
そして彼が颯爽と登場した今年の四月
ある日、一本の社内電話が入った。
当時所属していた部署の人からだ。
「すみませんカミキドンマネージャーはいらっしゃいますか?」
「すみませ~ん、今、離席中なんですよぉ~、何かお伝えいたしましょうか?」
と答えると電話の相手は
「いえ、またこちらから電話します」
と何故かおびえた様子。
「わかりました。・・・それではしつれ・・・」
と電話を切ろうとしたら
その人が「あの~。」と言った。
「はい、何でしょう?」
「・・・」 ん?
「・・・」 何だよ!コイツ!
「・・・石●マネージャー・・・大丈夫ですか?」
「はっ!?」
「あの・・・カミキドンさん・・・大変でしょう?」
「え!?・・・別に・・・」
「あっ、なら・・・いいんです。すみませんッッ」
そこで会話が終わった。
電話をくれた人は全く面識がない人だ。
そんな人がなぜ俺を気遣ってくれるんだ???
カミキドンさん、大変でしょう?
いや、別に話も殆どしてないしなぁ・・・
害があるとも思えないんだけど・・・。
今から思えば甘かった。
その後、嫌と言うほど彼の言った「大丈夫ですか?」
の意味を思い知ることになるのだった。
つづく。
