「石○マネージャー
冷凍庫の中にシューアイスあるから食べて」
強烈個性にいきなり言われてビックリした
「俺んちの冷凍庫に入れてた奴
持ってきたんや」
38歳、独身男性の強烈個性。
彼とシューアイスが頭の中でうまく結びつかない。
しかも何故俺に??
いきなりの申し出に混乱する俺に
「夜、寝る前に一日一個食べてんねん。」
不敵な表情で強烈個性はニヤリと笑った。
いつも自分の話題をしゃべりたくてウズウズしている強烈個性。
本日は自分が住む予定の新しいマンションの話に夢中だった。
汚い紙に印刷されたマンションの間取り。
それを見せながら、
「どや?これ?ええやろ?1LDK。
独身には広すぎるわな~」
「いいんじゃないです・・」
「これで家賃は今までと変わらへんねん。」
「そうなんで・・」
「この部屋に女連れ込んでこの部屋で・・・
ゲヘヘ」
俺に話す余裕を与えず大声で話し続ける強烈個性。
言っとくが女性スタッフも4~5人いるんだぜ。
しかも俺の席の横にベターッと張り付いて・・・。
でも他のスタッフの女の子に
「私は2LDKに住んでいます」と言い返され
「ぁぁ・・そぅ・・・」とマジでヘコんでいたのには笑った。
何が勝ち負けの基準か分からないが
俺はそんな強烈個性が大好きだ。
