何で俺が?
どうしてそんな目に?
とまどい、驚愕、動揺、悲しみ、怒り、不信、申し訳なさ
この3日間、ある一件を境に俺は本当にボロボロになっている。
義理人情と組織の論理の狭間に
苦しんでいるのは俺だけではないし
とりあえず歯を食いしばって耐える。
ほとんどの人が俺の立場を理解し
色々励ましてくれるのが心の支えだ。
本当にお心遣いに感謝しております。ありがとうございます。
しかし、俺の影に隠れていますが
うちのスタッフも本当に傷ついています。
彼らのお陰で俺も頑張ってこれた訳で
気丈にふるまっていますが心中を察するに余りがあります。
俺のことを気遣ってくださる時に彼らの感情にも
思いをはせていただけると幸いです。
そして今日、最悪の結果が俺にもたらされた。
多分、持たないわ。俺。
・・・という訳で俺が人生でもそうないであろう
大変な局面に立っている時に
ヒョッコリ姿を見せた男を紹介したい。
いつぞやの日記で書いた
ハッシーである。
人が眩暈がするほど心労が溜まっていた
2日の午後に、いきなりメールが来た。
「まだ働いているの?」
はぁ?
「働いてますよ」とムッとしながら返信。
その数分後・・・
俺たちの事務所にハッシー本人が登場した。
本人的には驚かすつもりだろうが
こちらは最近、彼をネタにして文章を書いたばかりなので
何年かぶりにメールが来た時点ですでに薄気味悪く思っている。
呼んでもないのに100kmもの距離を
ものともせず車で遊びにきた2年半前から
全然連絡とってなくて最近、何気にふと思い出してブログに書いたら
その本人がいきなり現れるなんて・・・。
予知能力でもあるのか?俺?
しかし、訊ねて来たのであれば
多少なりとも相手にしないと失礼というものだろう。
はっきり言って
誰とも話をしたくないくらいふさぎ込んでいた俺だが
気力を振り絞って相手をする。
「橋○さん、いくつになられたんでしたっけ?」
俺より3つ上だから今年36歳なのは知っていたが
話すこともないので、とにかく聞いてみる。
「俺?35歳。」
いい年して相変わらずトボけた感じの
しゃべり方に訳もなくイライラする。
「じゃあ今年36歳ですね?」
「いやっ・・俺、早生まれだから来年36歳。」
こういう答え方する中年男、大嫌いっ!!(早生まれとイラストと
参照)
その後、色々聞きたくもない詳細を聞いてみたが
どうやら今は仕事の関係で韓国にいるらしい。
今日は俺の住んでいる地域の病院に親戚が入院しているので
見舞いに来たついでに俺のことを思い出して立ち寄ったようだ。
はっきり言って招かれざる客だが
このままこの男に貴重な時間を浪費するのは惜しい。
せめてブログに書けるネタくらいは確保しなければ・・。
ハッシーって話す人のサディスティックな感情を
すげぇ刺激するんだよね~。
ついにあの話をバラす時が来たか・・・。ー ̄) ニヤッ
「橋○さん、絶対に怒りません?」
ハッシーが怒ったところで何てことはないが
「長幼の序」をわきまえている俺は本当に心遣いの出来る人間だ。
「えっ・・何??なんで?」
ビビるハッシー。
「橋○さんがウチの会社退職した時に
「akiko」って女からメール来てたでしょ?愛の告白みたいな奴
あれ全部俺が送ってたんですよっ」
(ハッシー参照
)
数秒、間があった後
ハッシーは言った。
「あーあれかぁ!!(焦った感じ)
あれは「変なメールが来てなぁ」って友達に見せてて
みんなで騒いでたんよぉ(目が泳いでいた)
それにあのメールの返信って全部友達がうって送ってたんよぉ」
動揺を悟られたくない時の独特のしゃべり方に
落ち着きのない態度、それを無理に隠そうとするもんだから
まるでドラマの台詞をそのまましゃべっているようだった。
ハッシーと夏の夜、毎日のように
チャットのようにメールをやりとりをした俺(akiko)
その中にはハッシーしか知りえないような
会社関係の話もあり、異常なレスの早さ、
文章の感じ、間違いなくハッシーが対応していたはずだ。
最後には自分から積極的にメールを送りつけ
デートにまで誘っておいてこのトボケっぷり・・・。
いい歳して子供みたいなウソつくな。
・・・と言う訳でハッシーの顔を見てください。(本人なぜか許可してくれた)
