このブログって意外に沢山の人が読んでくれているようだ。
コメントをくれたであろう
スペースワールドの元コンパニオンのお姉さんの職場のみならず、
今日も社内の意外な人達から
「ブログ読んでますよ。
」と言われ、正直ドギマギしている。
「おもしろいですね。
」と言ってくださるのは嬉しいし
俺もヘラヘラと言い訳めいたことを言ってお茶を濁しているのだが
「ケッ、このヒマ人がッ!アンタちゃんと仕事してんの??」
と思われていたらどうしよう。
俺だったら絶対にそう思うから。
ネズミ算式にこのブログが広まり
「ヘッポコめがね奮闘記」と書いている張本人が
社内で嫌な形で有名になり
「2ちゃんねる」あたりに会社の悪口を書き込みをしている
犯人に仕立てあげられるのではないか?
と、マジで恐怖を感じる今日この頃である。
さて表題の件であるが、以前に押入れの整理をしていたら
ひょっこり出てきたKOKUYOのキャンパスノート。
表紙には「卒業する為のノート」
その下に小さく「就職ノート」と書いてある意味不明のブツである。
そう言えば俺は大学4年生の時には単位を相当残しており
卒業もやばく、残単位の多さがネックと
いい線行っていた興和火災の面接にも落ちてしまったことがあった。
おそらくそれなりに焦っていた当時の俺が何らかの対策を講じる為に
作った虎の巻のようなノートなんだろう。
【開いて1ページ目】
自己PR 1.メーカー 2.商社 3.金融か
2.大企業 ・中堅
3.オーナー ・系列
4.消費財 ・生産財
5.安定型 ・急成長
6.超高給 ・定着率安定
俺なりの企業パターン分析か?全く記憶にない。
それより 3.金融か 「か」って何だよ?俺。
パラパラと読んでいく。次は試験対策か?
資本の証券化のメリット ※証券化=株式化・社債化
①資本が非常に集まりやすい
②投資家が出資しやすい ∵資本の細分化が行われているから
このページからはどうやら株式や社債の違いとその種類が几帳面に書かれていた。
次のページは内部金融の話で自己金融、減価償却など
次の次のページには財務投資、実物投資、資本調達の諸方法と資本の種類・・・
何ページか白紙ののち、
【企業とはどういうものか?】
「企業とは生産設備(工場・機械)、原料、半製品を用い、労働者を
雇用して財・サービスを供給し、利潤を追求する経済主体である。
同時にそれは経済循環過程の中で生産要素市場において
労働、資本等の生産要素を需要し、財・サービスを市場に供給する役割を果たしている
・・・」
おいおい企業の定義ってか?
またまた次のページには「保険論」
pure risk :純粋危険 経済的不利益・損失のみを発生させる危険
specultive risk :投機的危険 損失または不利益を発生させる危険
risk assumption :危険の保有 残存するリスクを個人ないし企業によって
保有されるかあるいは外部の組織によって転化する事
など単語の横に意味と解説を書いている。
その後には「民法」
債権やら絶対効、相対効、借地借家法・・・。
何というか大学時代の俺の知性を激しく感じさせる素晴らしいノートだ。
小泉首相みたいに「感動した!!」と言って
当時の俺の細い肩を泣きながら叩いてやりたい衝動にかられる。
商学部で経営学を専攻した若かり日の俺。
知性で彩られたギリシャ彫刻のような端正な横顔が目に浮かぶようだ。
しかしその感動はこのページを見るまでだった・・・。
や か い
+31 -20 -11
-36 -39 +75
+31 -36 + 5
+ 5 -100 + 5
計 +31 -105 +74
大切な『卒業するためのノート。』
最後のページは学生寮の仲間とのマージャンの点数計算に終わっていた。
周りにいる奇人変人を晒すための俺のブログ・・・。
NO.1は俺かも知れない。