以前行った床屋という名のSMクラブ
の後日談を書きたいと思う。
「ネタでしょ?」とよく聞かれるが、すべて本当のことなのである。
決死の覚悟で携帯で撮影した以下のショットをご覧頂きたい。

彼のジジイの床屋に入っている汚いビルの入り口はこんな感じ。
魔界への階段である。

トイレ撮影、何のコンセプトがあるのか?
男女の境が吹き抜けタイプだ。

これがジジイの経営するSM床屋の入り口だ。
では、この日記を読んで下さる
ヒマ人、大切な皆様をご案内しよう。
自分の未知なる分野を開拓してもらうべく、再度ドアを叩く。
おっ!客がいるじゃん!?
俺の時の無愛想な態度とはうって変わって愛想よく
中年のおっさん相手に何かの話題で盛り上がっているジジイ。
もしかして会員制のクラブだったのか・・・?。想像は膨らむ・・。
しかも前回は圧倒されて周りを見る余裕がなかったのだが
奴の格好といえばキャップをかぶり、
つばの部分を後頭部に向けるという若作りというか、
何とは無くやる気を感じるたたずまいである。
しかし、労働力はジジイ一人のはず。
時間も無いし、帰るか・・・。
その時、奥の方のドアが音も無く開いた。
「いらっしゃいませ、こちらのお席にどうぞ」
えっ!?
何と、今時風のあごひげを生やした
30歳前半の同年代とみられる、もう一人の店員がいたのだ。
意外な展開にやや混乱しつつ、席に座る。
「どういった感じに致しましょう?」
近くに立って四方山話に花を咲かせているジジイは
相変わらず、
「アンタの存在は全く目に入らないわよ!」
とお得意の放置プレイだが、
パートナーの方は全く普通の人間で、
いかつい外見の割には細やかな気配りが出来るタイプと見た。
やれば出来るじゃん!この店も!
「横と後ろは刈り上げて、全体的にさっぱりとして下さい」
「かしこまりました。
ジャンプーと顏剃りはどういたしましょう?」
前回は危険を察知して、「散髪のみ」だったが
このお兄さんならば安心だろう。
「・・・お願いします」
「かしこまりました」
丁寧な返事に安心感と前回のような魅惑的なプレイを堪能できない
かすかな失望を感じつつ、鏡の中の俺を見据える。
「お待たせしました」
さぁ!やっとくれ!
「ジョギッ!」
またしても髪を湿らすことなく、いきなりカット・・・。
これって一子相伝の技なのか?北斗神拳みたいに。
でも、それでいい。
それくらいのサプライズは残しといてもらわないとさ。
その後は普通の床屋と同じく、髪を洗い、ヒゲを剃ってもらい
ドライヤーをかけてもらいの普通の工程だった。
すべてが終わり、お勘定を払う。いくらなんだろう・・・
「1,500円になります。」
一回行ってみ。絶対に気にいるからッ!