俺のあだ名の「いしべ」は苗字の「石○」から来ている。
小学校の2年の時までは
「いしたん」とも平行して呼ばれていたと記憶する。
「ツウ」は名前の「つよし」から来ている。
「さこっぺ」は苗字の「さこた」からだろう。
「まっさん」も苗字の「まつだ」から。
ヨッシーも同様だし、アゴ男の「ゾッチ」も苗字系だ。
(どうでもいいけど「渡辺」って名前は
すごい確率で「ナベ」とか「ナベちゃん」と呼ばれるが何故なんだろうか?)
しかし時として苗字とか名前は関係なく
あるエピソードを由来とするあだ名が生じることがある。
皆さんの周りにもそういう人はいないだろうか?
その一例を紹介したい。
高校の時の同級生に
「T(ティー)」と呼ばれる奴がいた。
T(ティー)は学年でもトップクラスの勉強が出来る奴で
現役で大阪大学に合格し、
「関西ローカルのTV番組にも出演した」という噂が流れる程、
学生生活を満喫し、超優良企業のNTTかどこかに就職した。
元々「山口」という平凡な苗字で
「山口くん」と普通に呼ばれていたが、
ある時期を境に一部の人間からは
「T(ティー)」と呼ばれるようになったのだ。
まっさんはその由来を知らないだろうが
俺とツウは知っている。
あれはみんなでダベっていた時
確か雑誌で見つけた
『ビガーパンツ
』の記事だ。
「ビガーパンツ」とはこのブログでは非常に
説明しにくいが、何というか
思春期男子が自分の身体において一番興味を持つ部位に
おける「皮かむり」を矯正してくれる代物だ。
通販商品にはつきものの
ビガーパンツを使用した体験者の名前。
その人が「T・山口」だった。
それ以来、山口くんは
「T(ティー)」と呼ばれるようになってしまった。
T(ティー)に対抗できる奴と言えば
ヨシアキも良く知っている予備校寮時代の知り合い
元ラグビー部の「中山くん」くらいだろうか?
彼は俺達の前では流暢な標準語を話していたが
長崎県出身で親兄弟と話す時はキッツイ長崎弁だった。
よせばいいのに東京に出ているお兄さんと
海水浴場に行き、いつものように長崎弁で
ベラベラ話していたら、家族連れの子供から
「お父さん!あそこに中国人がいるよ!!」
と指差されたエピソードを持つ。
その上、ルックスといえば、
やや「いとうせいこう
」似であった為
「陳(ちん)さん」と言うあだ名をつけられてしまった。
(最終的には「陳中山(ちんなかやま)」で落ち着いたと思う)
あれから14年が経つ・・。
Tや陳さんは今、何をしてるんだろう?
「不幸になってて欲しいなぁ・・・。」と心から思うGWなり。