Twitterの好きなところは「多様性」。 | へにょへにょ日記[ゆるゆる田舎暮らしブログ]

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カメラ、写真、本、アート、ペット、犬、家電、料理、ハンドメイド、医療、健康…。なんとなく過ぎてゆく日常のあれこれ。スムースチワワの小太郎と過ごした日々。

 

気がつけば6月も後半。今年も半分が過ぎようとしています。オリンピックの開幕が近付いてきていて、「おいおい、ほんとにやるのかい」って雰囲気はあるものの、社会全体としては、一年前よりはだいぶ、落ち着きを取り戻しつつある印象。

 

ワクチン接種が思ったよりも順調に進んでいるのもその一因かも。まだ接種できてない人も多いけれど、待っていれば打てるだろうという、多少の安心感が生まれている感じです。

 

とはいえ、ワクチンでの集団免疫?の獲得よりも前に、感染力の強い変異株でまた感染拡大しないとも限らず、油断は大敵。一番の懸念はやはりオリンピック。海外からの選手団と関係者、報道関係社などもこれから入国してくるとなると、ゆるい検査をすり抜けてコロナ陽性者が出てくるのは確実。すでに、ルールに従ってワクチンや検査をしてきている選手団からも陽性者が出ていることからも、懸念は現実になりそうな予感です。

 

安倍政権のむちゃくちゃぶりの頃からだけど、テレビや新聞の情報があまり信用できなくなって、政権の都合のいいところだけいいように報道していると感じるようになりました。テレビだけ、新聞だけ読んでいると気付かなくて、知らず知らずのうちに、報道された内容を信じてしまうのが怖い。

 

私が情報源にしているのがTwitter。もちろん、新聞などもちゃんと本当のことを伝えていることも多いけれど、その新聞社の方針に従って、同じニュースがまったく正反対の意味に伝えられることがあったりすると、どっちを信じたらいいんだ…と混乱します。

 

しかし、そもそも新聞を一紙しか取ってなければ、比べることもできず、それを信じるしかなくなるのもよくわかる。

 

そんなとき、Twitterを見ていると、複数の報道機関が自社のアカウントからニュースを流していて、それに対してコメントをつける有識者、一般の方がいて、さらに、専門家の方が解説をしてくれていたりすると、「ああ、なるほど」と思うこと多いです。つまり、いろんな情報を得て、それをもとに、自分で判断できる。

 

Twitterのいいところは、自分とは違った考えや趣味趣向を持つ方のツイートもたくさん流れて来るところです。政治で言うと、左右両方の意見が流れて来ます。自分としては左派やリベラルな意見に賛同することが多いのだけど、右派の過激発言も流れて来るのが面白い。保守派のアカウント自体はほとんどフォローはしていないのだけど、保守の方の意見に対する反論コメントに元の発言を引用していることが多く、両方の意見を読めます。

 

国会中継は自分では見ないのだけど、実況風に文字で書き起こししてくれている方がいたり、ニュース番組では放送されなかった部分をピックアップして問題点を指摘する方がいたり、日本での出来事の海外メディアでの報じられ方を紹介してくれていたり、日本で報じられない海外のニュースを紹介していたり、と、面白いです。

 

Twitter、たぶん、使い方は人それぞれで、知り合いしかフォローしていないような方はニュースとか見ないのだろうけど、私の場合はいろんな雑多な情報を得る場としているので、興味あるアカウントはとにかくフォローしてます。Twitterを使いこなしている専門家の方をフォローすると、その方が、その方面の情報をどんどんリツイートしてくれたりするので、お得なのです。自分でフォローしなくても、情報がやってくる。

 

演劇とか映画とかテレビとか書籍や漫画の情報も、作家さんとか出版社とかテレビ局とか、コアなファンの方とかをフォローしておくと、新刊の情報とか新番組の情報なんかが自然と流れて来て、「新しいドラマにこの俳優さん出るのかー」「見たかった番組、再放送するのか!」ってなります。

 

フォローしている数が多いので、タイムラインを全部は見ないのだけど、それでも知りたい情報は集まる不思議。Twitterの仕様で、好きそうな情報をピックアップして流しているっていうのもあるけど、それにしても、一日何回かタイムラインを眺めているだけで、すごい量の雑多な情報が目に入ってくるっていうのがTwitterの便利で好きなところです。

 

昔はTwitterでの交流を楽しむのが良かったけれど、今はほとんど個別のやりとりなく、情報収集に使っています。Twitterの仕様変更などもあって、徐々に使い方が変化していますね。

 

Twitterって、個人のツイートがそのまま流れて編集されず、ほかの人によって変更されたり削除されたりしないところがいいところ。ツイートの内容は自己責任なんだけども、それだけに、専門家の方のツイートは参考になるし、政治家のツイートには本音がにじみます。

 

そうそう、政治家の方も何年もフォローしていると、最初の頃はすごい共感していたのに、段々と考え方が変わっていって、今はもう共感できなくなっちゃったっていう方もいます。もともとそういう考えだったのか、途中で変わっていったのか、私のほうが変わったのか、わかりませんが、人って、変わるんだ…ってしみじみ。その逆に、あまりいい印象がなかった方が、実はとても共感できる方なのでは、と思うこともあり、政治家の、報道される表の顔だけでは本質はわからないなぁと、これまたしみじみ。

 

コロナ禍になってからは、テレビ新聞などでも様々な情報が入り交じっていて、いったいどれを信じたらいいのかわからない状態で、Twitterでもいろんな情報が流れてきていたけれど、いろんな情報を見た上で、自分が信頼できると思ったものを選べる、というのが少しの安心感になっていました。

 

テレビで言っているAという情報がほんとうに正しいのか、Twitterで見ると、Aが正しい理由を述べている人、Aは間違っていて本当はBなのだと言っている人、いやいやCでしょって言っている人、いろいろいるのだけど、それぞれの根拠や理由や立場などを考え合わせて、なるほどそういうことか、と納得した気になったり。

 

あと、コロナの場合は現在進行形で様々な新しい情報が出てきていたので、その時点では正しかったけど、今の時点では正しくないかもしれない、ということも多かったです。つまり、情報がどんどん古くなってゆく。そのために、最新の情報を得るのに、Twitterが役に立ちました。

 

みんながTwitter使えばいいとは思わないけれども、最近ではTwitterのハッシュタグでデモを行ったりしてそれが意外と成果を上げていたりもするので、使い方次第で社会も変えられるツールではあるのかなと思います。

 

ちなみに、Facebook(または他のSNS)は、わりと同じ属性だったり同じ思想を持った人達がコミュニティーを作ってる印象で、真逆の意見を持つ少数派は自然とそのコミュニティから外れてしまうので、考えが均一化しやすく、周りがみんな同じ考えを持っていると思い込みやすくなります。つまり多様性がない。だから、お友達同士や同じ趣味の仲間で仲良く気持ちのいいやりとりをするにはいいのだけど、多方面からの情報収集には向きません。

 

Twitterは、貧富、性別、趣味趣向、国籍、年齢、職業、家族構成、学歴、多種多様な雑多な人たちがそれぞれの立場からいろんな意見を発信しているところが最大の魅力だと思います。

 

なんでTwitterがいいのか、聞かれても一言では説明できなかったので、長々と書いてみました。要するに、最後のところが一言での答えですね。「多様性」。

 

とはいえ、フォローするアカウントによってはかなり偏るとは思います。人によってタイムラインの内容が多種多様なのも、「多様性」の一種か。

 

 

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date:2021/6/10

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