橋梁点検車のバスケットをゴンドラに改造した車両 | 編集会議 乗り物チャンネル!

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 11月29日〜12月1日「鉄道技術展」と同時開催されていた「橋梁・トンネル技術展」で見つけたはたらく乗りものを1台紹介します。

 ブームが下にコの字に曲がり、道路上から橋の下部まで点検できる橋梁点検車。日本ビソー社のGC-200はタダノ社の橋梁点検車を改造し、作業員が乗るバスケットの代わりにゴンドラを装着しています。ベースとなった橋梁点検車の最大地下深さは5.4〜7.3mですが、ゴンドラに改造したことによって最大地下深さは56.2mになりました。橋梁点検車では届かない高橋脚面へのアクセスが可能。また河川部など高所作業車がこれまで立ち入れなかった場所への上部からアクセスできます。ゴンドラデッキ部は長さ1,400×幅550×高さ1,225mmで、積載荷重は200kgです。