6月3日にご報告したとおり、三栄書房から、現在日本で正規に販売されているトラックを紹介する『最新トラックのすべて』を発行しますが、その制作がやっと終了しました。
前回は日野プロフィアと、UDトラックスの大型トラック・クオンと中型トラック・コンドルの試乗を報告しましたが、その後も、スカニアが今月に新設定した単車カーゴ系を富士スピードウェイのショートコースで試乗チェック。試乗車は前後長1,990mmのセミショートのロールーフタイプで、室内高は1,500mm。25t車のボディに、12.7リットル、最高出力410ps、最大トルク220kWと余裕のパワーを確保。
試乗エリアにはトラクターも展示されており、キャブ内の比較も取材してきました。
このほかには、いすゞギガ、ボルボFHなどの大型車をはじめ、中型車、小型車まですべて紹介しています。
発売は6月30日。乞うご期待!
富士スピードウェイのショートコースを走る単車のG16低床シャシー。総輪エアサス仕様だがフロントのロールスピードも抑えられていて運転しやすい
また三菱ふそうの栃木県にある喜連川研究所では、5台のトラックを約7時間かけてみっちり取材。各種のテストコースでTEST&CHECKをしてきました。高速周回路での全開テスト、直線路でのゼロヨン計測、0-80kim/h計測、登坂路、汎用路でのフリー走行などなど。
しかも、ポルトガルで製造され、実用供試された電気トラック「E-CELL」を日本初試乗!
高速周回路を疾走中のE-CELL。余裕の走りを体感できた。0-80km/h到達タイムは約18.59秒、ゼロヨン到達タイムは約25.35秒。フル積載のトラックによる発進加速テストでは信じられないような光景を披露した
北海道鵡川町にあるワーカム北海道のテストコースを走るギガGVW25tの単車カーゴ6×2後輪エアサスに、ドライウイングを架装したメーカー完成車「Gカーゴ省燃費パッケージ」