思い立ったが吉日！
「美味しいバゲット食べたい！」と急に思い立ち、 Pain des Philosophes(パン デ フィロゾフ) さんへ行ってきました。
あれ？ことわざの使い方間違ってますよね
気になりつつも未訪問だったので、いつか行きたいと思っていたんです
Philosophes、、、フリガナないと読めないですよね？
わたしは、雰囲気で覚えてます
Philosophes(フィロゾーフ) はフランス語で 哲学者 という意味。Pain des Philosophes は 哲学者のパン ということですね。
オーナーシェフの榎本哲さんのお名前「哲」にちなんでいるとのこと。名字である「榎」もお店に反映されていて、看板やショップカードが榎の葉をモチーフにしたものになっているそうです。
子どもの頃からパンが好きだった榎本さんは、何か惹かれるものを感じ専門学校へ進学。そのときから「やるからには自分のお店を持とう」と考えていたそうです。
数々の有名店でシェフ・ブーランジェを務めた後、フランスへ渡りパリの高級ブーランジェリーを展開する ドミニク・サブロン氏 に師事。ドミニク・サブロン の日本出店に携わり、以降日本のドミニク・サブロン全店の統括シェフを務められました。
ドミニク・サブロンの日本撤退後は、高級食パンブームの際に恵比寿で連日大行列となっていた 俺のBakery＆Cafe のアドバイザーとしてパンのメニュー開発に携わっていたそうですが、
2017年、「エゴを通して本当に美味しいと思うものを作り続けたい、妥協したくない」との思いで、ついにご自身のお店である Pain des Philosophes(パン デ フィロゾフ) をオープンされました。
まわりの反応等気にせず、自分が美味しいと思うものだけで勝負するというのは凄いですよね
お店は東京メトロ東西線の神楽坂駅から徒歩約4分、相生坂(2本あるうちの西側)を登っていく途中にあります。
行きは上りなので少し疲れますが、帰りは下りなので楽でした
入店制限の表示はありませんが、店内は広くないので2組ずつ、対面式でのオーダーです。
種類はあまり多くなく、常連さんが多いからなのか他のパン屋さんと比べると、回転は早いと思いました。
実際わたしの前には10人程並んでいましたが、10分もしないうちに入店出来ました。
Pain des Philosophes さんと言えば、本物の枝のような見た目の Pommierポミエ ですかね？
インパクトありますよね
カラフルな見た目のパンが並ぶお店も魅力的ですが、こんがりとした焼き色のパンばかり並ぶ店内も美しくて見惚れてしまいます
あれば購入したいと思っていた リュスティック は開店直後には並んでおらず
、焼き上がりが午前11:00～ 11:30頃、午後13:30～14:00頃になるそうです。
急な思い立ちでの訪問のためリサーチ不足だった偏食女子(わたし)が購入したパンを紹介しますね。
バゲット人気No1！
◎αバゲット
280円(税込)
Pain des Philosophes さんのバゲットは全部で3種類ありますが、湯だね法 という熟成法で作られるこの αバゲット が 1番人気 だそうです
一般的なバゲットよりかは短め。
断面を見ると高さはないですが、その代わりに 水分がたっぷりそう。
お餅みたいになっている部分は、湯だね法 の特徴である小麦粉のでんぷんが α化(糊化) してるからですかね？
スライスしてみても、気泡が多く キラキラ していて、高加水なのがわかります！
クラストは薄く パリっ と、クラムは見た目通り水分たっぷりで もっちりねっとり としていて美味しいです
いろんな具材でアレンジするよりも、バターを塗って岩塩をパラっとかけただけの方がわたしは好きでした
バゲット自体の味が濃くて美味しいので、シンプルな食べ方が合うんですかね。
見た目にうっとり
◎パンオショコラ
360円(税込)
クロワッサン生地の層が美しくて、うっとり
食べてしまうのがもったいないくらい 綺麗 ですよね。
断面を見てみたくてカットしたら、まわりの生地が剥がれ落ちてしまいました
もちろん掻き集めて食べますが
何層にも重なった生地の中に棒状の チョコレートが2本。
わたしの撮り方がヘタなので伝わりませんが、層の隙間から向こう側が透けて見えるんです
食べなくてもわかる エアリー感、凄いです
クロワッサン生地は表面は パリサク、内側は軽くて ふわっ と。
チョコレートは甘みはありつつも、少しビターな感じもしました。
KAOKA(カオカ)社 のオーガニックチョコレートを使用しているそうです。
ちょっぴり大人な味わいで、美味しいです
閲覧注意な断面！
◎シラスエフロマージュ
360円(税込)
岩のり と 米麹 を使用した生地に しらす と チーズ も入っています。
側面を見ると、しらす の姿が確認できますね
横にスライスすると、中から しらすがこんにちは！
閲覧注意なくらい ぎっしり
カルシウムたくさん摂取できそうでうれしいです
クラムは薄く パリっ と、中は もっちり。
しらす と 海苔 の風味が広がって、美味しいです
リベイクすると風味がさらにアップ！
そこに ゴマ油 を たら～っ と。わたしは最強アレンジ法を見つけてしまったかもしれません
ねじねじじゃないよ～
◎バトンシュクレ
120円(税込)
「ねじねじください」とつい言いたくなりますが、、、
バトンシュクレ というお名前だそうです
ちなみに、シュクレ はフランス語で砂糖や甘いといった意味のようです。
クロワッサン生地に シナモンときび糖。日本だとパン耳に砂糖みたいな感じのおやつですかね？
おそらく女性の手のひらくらいの小ぶりなサイズ。
手がデカいわたしが持つとこんな感じです
クロワッサン生地がパイみたいにサックサク！
生地をまとめて練って、発酵をさせずにじっくり焼くため、このような食感になるのだそうです。
シナモンはそんなに主調が強くなく、きび糖の優しい甘さが美味しいです
実はわたしシナモン好きではないのですが、チュロスだと大丈夫で、これも平気でした。
もはや苦手じゃ無いですかね？
シナモン苦手なわたしでも美味しく食べられましたということにさせてください
店主さんが美味しい、
作りたいと思うパンを
食べたいと思ったときに！
自分自身が美味しい、作りたいと思うパンだけ。
使用する素材ひとつひとつを厳選し、こだわりがたくさん詰まったパン。
おすすめは、もちろん全部！ だそうです。
faire du pain avec fierté
～誇りをもってパンを作ります～
看板に刻まれた言葉からも、店主さんの覚悟を感じますね。
美味しいパンに出会えたので、急な思い立ちでしたが「食べたい！」と感じたときに行動して良かったです
ごちそうさまでした。
◎Pain des Philosophes(パン デ フィロゾフ)
【住所】東京都新宿区東五軒町1-8
【アクセス】東京メトロ東西線「神楽坂」駅より徒歩約4分
【営業時間】10:00～19:00 ※完売の為早閉店する場合有
【定休日】月曜日（12月25日は営業、30･31日は休業）
【電話番号】03-6874-5808
【支払い方法】現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済
【Instagram】https://instagram.com/pain_des_philosophes?igshid=NzZlODBkYWE4Ng==
※上の情報はわたしが訪問した時点のものです。お店に行かれる際はホームページ等で最新情報をチェックしてからお出かけください。
