ロースクールについて

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2006年7月28日


ロースクールで教える

  昨春から日本のロースクールで教えるようになって、ぼくの日本に対する考えは急変しました。

  日本を離れて35年、その間、世界における日本への評価は大きく変わりました。経済成長、バブルの崩壊、そして沈滞ムード。

  新聞・テレビ・週間誌等のマスコミを介して知る日本の姿は、自分が育った環境とは大きく変わり、誇りに思ったり、情けなく思ったり、気になりました。多分日本から離れていたため、余計意識したのだと思います。

  その意識の結果が、日本のロースクールで教える道を選ばせたのだと思います。ぼくが学校で教えるとは、若いころの自分を知っている人からみれば、"Are you kidding?”と疑ってみたくなる状況ではないかと自省したりしています。何しろ出来の悪い学生でしたから。

  現在ぼくは、八王子の創価大学ロースクールで知的財産法とアメリカ法を教えております。
  1年と半年、日本のロースクールで教えた短い経験ですが、ぼくの日本に対する意識はすっかり変わりました。

  日本の学生たち、結構エエですよ。真面目に勉強しよります。少なくともぼくの若いころより、よほど真剣に将来のことを考えているように思えるのです。

  それは、ロースクールだから真面目な学生がくるんよ、とたしなめてくれる旧友もおります。でもぼくは、東京理科大でも、ほんの一部ですが、知財法の実務を教えております。外部のセミナーで学生たちと接することもあります。どこでも学生の真面目さは、変わりませんぜ。

  これは意外な発見でした。ぼくにとっては、”Good Surprise!”です。

  発見の中身は、この続きでお話しますね。