さよならまでの距離  ~父の事~ | ひだまりは猫のお布団

ひだまりは猫のお布団

1966年生まれ女子(?)のリアルを書いていきたいと思っています。
不定期な更新ですが、定期的にしていく事が目標です!!
過去記事も読んでいただけると嬉しいです。

私の父は昭和12年(西暦1937年)7月生まれ。

今年で88歳、米寿を迎えます。

 

血液型はAB型。

星座は蟹座です(笑)

 

 

 

 

父が生まれ育ったのは現在の福島県南相馬市。

小高い丘の上にある生家の周りは見渡す限りの田園で、

田植えから夏にかけての緑は、多分一生私の記憶から消える事のない

鮮明な色彩です。

 

 

 

 

父は男兄弟5人の次男として生まれました。

生家は農業を営んでおり、家業を継ぐことはないものの

実家の負担にならないよう、高校卒業後は就職するべく

活動をしていたそうです。

 

ですが、色弱であることが判明し就職活動は難航、急遽

大学進学に切り替え、東京六大学の一校に進学する事と

なったそうです。

 

この件について、もう少し時間を割くことができればもっと

詳細を記して行きたいのですが、この話しを聞いた私は

「急遽大学進学に切り替えて、合格しちゃうんだ・・・」と

なんだかもやもやした気持ちになった事を覚えています(笑)

 

 

 

 

 

大学卒業後は中小企業に就職し、母とお見合いで結婚。

長女(私)と長男に恵まれ、中の下くらいの家庭を築いて

いきます。

 

 

 

 

 

父は、多分頭のいい人でした。

多くの情報の中から現状を分析し的確に判断する能力に

長けていたと思います。

だから場の空気を読む事もうまかった。

 

利害関係のある人達には誠実な接し方で、父の事を悪く

言う人は少なかったように思います。

 

 

 

 

 

でも私は父が嫌いだった。

今でも複雑な感情が残っています。

なぜなら、私は父に愛されなかったから。

 

どんな風に?って、詳しく語り出すと主旨が変わってしまうので

割愛しますが、父が愛したのは私の弟である長男。

 

 

 

 

 

そんな私が今、父の介護をしている。

そして愛して止まなかった長男は父の前に姿を見せる事も

ない。

 

 

 

 

 

 

そんな背景があって、この物語は進んでいきます。

 

 

 

 

 

※前回5月5日にブログをupしたのですが、なんとなく

 文体に違和感があって削除いたしました。

 ごめんなさい。