このblogのこれから
昨日は、沖縄に帰ってきたなおちゃんと、
このblogのこれからについて、一緒に考えました。
今のところ、なおちゃんには、
ふたたび新潟入りする予定はありません。
けれど、このblogを通じて
今までに見聞きしてきたことを伝えたいと、話してくれました。
というわけで、なおちゃんがエイサーの遠征公演から戻る
週明けに、当blogは大幅リニューアルいたします!
今後は、被災地からのリアルタイムの情報ではなく、
なおちゃんが、支援活動の現場で見てきたこと、考えたこと、
そしてこれからもし続けてゆくことを、
お伝えしていきたいと思います。
今度とも、どうぞよろしくお願いいたします m_ _m
***
続きまして。
わたくし、当blogの管理人ことカメハハが、
うなさんのblog「ゴッゴルの愛の解毒場」に書き込みました
発言に対しまして、いくつかの苦言や非難を
いただいておりますので、この場で、
それについてのコメントを書かせていただきまして、
皆さまへのお返事に代えせていただきたいと思います。
まず、http://love-poison.ameblo.jp/entry-387b4c8861986a1adb5a198a4bbd8113.html
に書かれておりますコメントは、
わたし本人が書いたものに間違いありません。
以下に、転載させていただきます。
***(以下、転載)
ボランティアには、お金がかかります^_^
こんばんは!
記事のチェーンメール化で凹んでいるので、
応援が身にしみて嬉しい
管理人@「新潟震災ボランティア日記」です。
記事として取り上げてくださって、
ありがとうございます m_ _m
ぶっちゃけ、賞金欲しいです!!
ボランティアは無償行為と思われているので、
こういうことを言うと嫌われるのですが(笑)
だって、現地へ行くのにも、お金がかかるんですもの!
それに、blogで賞金をいただけて、
それを現地で有効に使って報告できたら素敵だな~とも
思ってます。だから、偽善大歓迎!?
記事を無断転載する<善意のチェーンメール>よりも、
よっぽど気持ちイイです^_^/
***(以上、転載おわり)
上記のコメントは、「ゴッゴルの愛の解毒場」のうなさんの
コメントに向けての返答ですから、この日記の文調と
コメントの文調は、当然違います。
(その場の雰囲気や、返答するお相手によっても、
文調は変わりますので....)
ですから、短いコメントの中では、言葉の足りなかった部分が
あると思いますし、また、ご指摘のとおりに、
その場にはいらっしゃらないさまざまな方に対する
配慮が足りなかった部分は、あるかも知れません。
不快な思いをされた方がいらっしゃいましたら、
その点につきましては、お詫び申し上げます。
***
「ボランティアにはお金がかかります」
というのは、正直な気持ちです。
そして、このblogでランキングトップを獲得して、
賞金10万円をいただきたいというのも、正直な気持ちです。
現地で支援活動を行うには、まず、
現地までの往復交通費が必要ですし、
現地での食事代や電話代や、
そのほかたくさんのお金がかかります。
現地にいなくても、支援活動をするには、
やっぱりお金がかかります。
支援活動をしている人の普段の生活を支えるためにも、
やっぱりお金がかかります。
これは、紛れもない事実ですし、
実際に支援活動をされている方ならば、
誰でも理解していることだと思います。
言葉が足りなかった部分をつけ足すとすれば、
「賞金をいただきたい=お金が欲しい」のは....
「自分の身近にいる人が、
身銭をきって支援活動を行っているのを見て、
自分がblogを運営することでお金をいただけるのならば、
金銭的に援助したい」
と、思っているからです。
その場合、支援をしているのはわたしひとりではなくて、
このblogを支えてくださっている
皆さまということになります。
当然のことですが、このblogを運営している目的は、
総合ランキングのトップになることでも、
それによって賞金をいただくことでもなく、
新潟震災で支援活動を行っていた友人を後方支援することです。
ひいてはそれが、彼女が支援活動を行っていた
被災地を支援することにつながっていくと
考えています。
そのように思うことが、今回の震災に関わらず、
さまざまな支援活動を行っている方々に対して
失礼なことであるとは、わたしは考えておりません。
また、「アクセスアップのためには何をしてもよい」
などということは考えておりませんし、
そのような意図で行動したこともありません。
アメーバのランキングシステムについては
よく理解していないのですが、
ご訪問していただいたり、読者登録していただくことが
プラスになるということは、想像できます。
ですから、単純に、「できれば応援したい」と
書いてくださったうなさんの言葉がとても嬉しかったのです。
皆さまの応援(ご訪問)がなければ、
いくらわたしひとりが願っても
ランキングトップになることはできません。
そんなふうに、皆さんの力でトップにしていただいて、
もしそれで賞金がいただけたら、そのお金を支援活動に
使うことができたら、それは本当に素敵なことだと思っています。
***
「偽善大歓迎!? 記事を無断転載する
<善意のチェーンメール>よりも、よっぽど気持ちイイ」
これは、うなさんのコメントに「偽善」という言葉が
出ていましたので、それに対する返答です。
こちらもたぶん、言葉が足りないために、
誤解を招いてしまったのだと思います。
「善意」と「偽善」については、
それぞれにお考えがあると思いますから、
わたしの考えとは異なるかたもいらっしゃるでしょうし、
すべての方に理解していただくことは
不可能であるとも思っています。
ただ、決して、
チェーンメールの削除依頼に奔走されている皆さまや、
それに応えて措置をしてくださった皆さまを
侮辱するものではありません。
この一文が、なぜ、そういった方々を侮辱している....
というふうにとらえられてしまうのか?
理解するのに少し時間がかかってしまったのですが、
そうか、「善意」と「偽善」を逆さまにしたら、
もしかしたら納得していただけるのではないかと、
思うに至りました。
となると、やはり「善意」と「偽善」についての考え方が
根本的に異なっているということになります。
理解というものは、それぞれに異なる考えを持っているけれど、
その異なることをお互いに許し合い、認め合えるときに、
はじめて得られるものだと思っていますので、
自分自身の「善意」と「偽善」の考え方について、
少し書いてみたいと思います。
先の一文に言葉を付け加えてもう少しわかりやすく書きますと、
「<偽善を自覚>している方が、
<見せかけの善意>よりも気持ちがイイ」
というふうになります。
これは、自分自身に対する戒めの言葉でもあります。
本当の「善意」とは何なのかを深く考えることなく、
「偽善者」であることも認めきれていなかった自分自身への....。
わたしは、常に「善意」と「偽善」という言葉を意識しながら、
このblogを運営してきました。
今日までこうして運営し続けることができたのは、
「新潟で支援活動を続けている友人を応援したい」という
ゆるぎのない気持ちがあったらからです。
それは、「被災地のために何かお役に立つことをしたい」
というような、一般的に言われている「善意」とは
また別の感覚でしたし、そもそも、
この友人の存在がなかったら、
これほどまでに新潟震災支援について考えたり、
行動したりすることはなかったと思います。
そういう理由で、
「わたしのしていることは善意からの行動なのか? 偽善なのか?」
という問いを、自分自身に対して、いつも投げかけてきました。
そして、当blogの記事が「善意」によって転載され、
チェーンメール化するという事態を招いたことで、
わたしは、自分の中にもあった<見せかけの善意>の正体に、
ようやく氣がつきました。
お金がなくても支援はできる とか、
今ここにいてもすぐにできることを とか、
自分の手を汚さず、身銭もきらず、簡単にすぐできることを、
なんて、口先だけの綺麗事だったのです。
本当は、お金があった方がたくさんのことができるし、
できる範囲で少しでも動いた方が、より多くの人のお役に立てる。
それをしないための言い訳をしていたことに、
自分が僅かなりとも行動してみて、ようやく氣がつきました。
それでも、「できることをできるかぎり」と思うのならば、
何が本当に相手のためになるのか、相手の立場に立って、
もっともっと真剣に考えなければいけならないし、
「今、自分がしていることは、本当の善行ではないかも知れない、
偽善なのかも知れない」ということを、十分に自覚していなければならない。
そういう気持ちが、このblogを立ち上げた当初のわたしには、
足りなかったと思います。
だから、「無断転載して<善意のチェーンメール>を流した方々」
を非難することはできませんし、それは、わたし自身の姿です。
自分自身のとった行動に対しての責任は当然負わなければなりませんが、
その責任を、わたしは、これからもこのblogを影で支えることと、
微力ながらも、チェーンメール化を喰い止めるための対策を続けること、
そして、今回の事態を今後につなげていくというカタチで、
果たしていきたいと考えています。
自分以外の誰かが取られた行動に対して、
責任を負う必要はないと考えていますし、
負うことができると考えられたら、
それこそが傲慢だと思っています。
そして大切なのは、そんな自分や他人を責めることではなく、
<偽善者>であったことを自覚すること、
そしてそこからどう動くか? ということだと思うのです。
今回の出来事を知った友人から、こんなメールが届きました。
「今回のことは、
日本の社会の脆弱さをあらわにしていると思うんです。
っていうか、日本人の脆弱さかな。
根っこがないのよね。どうしようもなく。
自分で立って、自分で考えようとしないの。
カメハハさんのブログをきっかけにしなくても、
どこでも同じ問題はおき得ました。
そのことを認識しないと、
私たちは、また必ず同じことを繰り返します。
問われるべきは個別の問題ではなく、
その問題を引き起こしている、
精神性なり、生きかたなり、立脚点なりなのです。
その意味では、すべてのひとが、すべての問題を、
「自分ごと」として考えていかないと、
こうしたことは、何度でも繰り返されます。」
今、大きな世界に存在しているさまざまな問題を
「自分ごと」としてとらえてみると、
こんなに小さな場所の、小さなわたしに対して、
みなさんの貴重なエネルギーを使ってしまうことは、
とてももったいないことだと思います。
もっと大きな問題に目を向けて、未来に向かって、
具体的に動いていきたいというのが、
愚かなひとりであるわたしの切実な願いです。
***
管理人カメハハは、本来の役割である後方支援に立ち返りますので、
今後、当blogには登場いたしません。
また、増え続けているチェーンメールへの対応作業など、
本当にやるべきことに集中するため、
カメハハ楽天日記も、本日のご報告のあと、しばらくお休みいたします。
今回の出来事を今後に活かすための、チェーンメールについての考察や、
ネチケットも含めたblogの可能性などにつきましては、
友人が立ち上げてくれたhttp://nandemo-blog.ameblo.jp/">blog「ブログ分析道」にて、
この問題について考えたい有志と共に、語り合っていきたいと思います。
以上、ながながと書かせていただきました。
わたしのつたない文章をお読みくださいまして、
ありがとうございます。
今後、コメントに対しての個別のお答えは
控えさせていただきますが、
すべてのコメントを真摯に受けとめ、
今後の「行動」に活かしていきたいと思います。
最後に、この場に集い、関わり合ってくださった皆さまに、
こころからの感謝を送ります。
波乗り編集人カメハハ
11月13日筆(一部、11月14日追記)
*転載するときは、ぜひご一報ください。
このblogのこれからについて、一緒に考えました。
今のところ、なおちゃんには、
ふたたび新潟入りする予定はありません。
けれど、このblogを通じて
今までに見聞きしてきたことを伝えたいと、話してくれました。
というわけで、なおちゃんがエイサーの遠征公演から戻る
週明けに、当blogは大幅リニューアルいたします!
今後は、被災地からのリアルタイムの情報ではなく、
なおちゃんが、支援活動の現場で見てきたこと、考えたこと、
そしてこれからもし続けてゆくことを、
お伝えしていきたいと思います。
今度とも、どうぞよろしくお願いいたします m_ _m
***
続きまして。
わたくし、当blogの管理人ことカメハハが、
うなさんのblog「ゴッゴルの愛の解毒場」に書き込みました
発言に対しまして、いくつかの苦言や非難を
いただいておりますので、この場で、
それについてのコメントを書かせていただきまして、
皆さまへのお返事に代えせていただきたいと思います。
まず、http://love-poison.ameblo.jp/entry-387b4c8861986a1adb5a198a4bbd8113.html
に書かれておりますコメントは、
わたし本人が書いたものに間違いありません。
以下に、転載させていただきます。
***(以下、転載)
ボランティアには、お金がかかります^_^
こんばんは!
記事のチェーンメール化で凹んでいるので、
応援が身にしみて嬉しい
管理人@「新潟震災ボランティア日記」です。
記事として取り上げてくださって、
ありがとうございます m_ _m
ぶっちゃけ、賞金欲しいです!!
ボランティアは無償行為と思われているので、
こういうことを言うと嫌われるのですが(笑)
だって、現地へ行くのにも、お金がかかるんですもの!
それに、blogで賞金をいただけて、
それを現地で有効に使って報告できたら素敵だな~とも
思ってます。だから、偽善大歓迎!?
記事を無断転載する<善意のチェーンメール>よりも、
よっぽど気持ちイイです^_^/
***(以上、転載おわり)
上記のコメントは、「ゴッゴルの愛の解毒場」のうなさんの
コメントに向けての返答ですから、この日記の文調と
コメントの文調は、当然違います。
(その場の雰囲気や、返答するお相手によっても、
文調は変わりますので....)
ですから、短いコメントの中では、言葉の足りなかった部分が
あると思いますし、また、ご指摘のとおりに、
その場にはいらっしゃらないさまざまな方に対する
配慮が足りなかった部分は、あるかも知れません。
不快な思いをされた方がいらっしゃいましたら、
その点につきましては、お詫び申し上げます。
***
「ボランティアにはお金がかかります」
というのは、正直な気持ちです。
そして、このblogでランキングトップを獲得して、
賞金10万円をいただきたいというのも、正直な気持ちです。
現地で支援活動を行うには、まず、
現地までの往復交通費が必要ですし、
現地での食事代や電話代や、
そのほかたくさんのお金がかかります。
現地にいなくても、支援活動をするには、
やっぱりお金がかかります。
支援活動をしている人の普段の生活を支えるためにも、
やっぱりお金がかかります。
これは、紛れもない事実ですし、
実際に支援活動をされている方ならば、
誰でも理解していることだと思います。
言葉が足りなかった部分をつけ足すとすれば、
「賞金をいただきたい=お金が欲しい」のは....
「自分の身近にいる人が、
身銭をきって支援活動を行っているのを見て、
自分がblogを運営することでお金をいただけるのならば、
金銭的に援助したい」
と、思っているからです。
その場合、支援をしているのはわたしひとりではなくて、
このblogを支えてくださっている
皆さまということになります。
当然のことですが、このblogを運営している目的は、
総合ランキングのトップになることでも、
それによって賞金をいただくことでもなく、
新潟震災で支援活動を行っていた友人を後方支援することです。
ひいてはそれが、彼女が支援活動を行っていた
被災地を支援することにつながっていくと
考えています。
そのように思うことが、今回の震災に関わらず、
さまざまな支援活動を行っている方々に対して
失礼なことであるとは、わたしは考えておりません。
また、「アクセスアップのためには何をしてもよい」
などということは考えておりませんし、
そのような意図で行動したこともありません。
アメーバのランキングシステムについては
よく理解していないのですが、
ご訪問していただいたり、読者登録していただくことが
プラスになるということは、想像できます。
ですから、単純に、「できれば応援したい」と
書いてくださったうなさんの言葉がとても嬉しかったのです。
皆さまの応援(ご訪問)がなければ、
いくらわたしひとりが願っても
ランキングトップになることはできません。
そんなふうに、皆さんの力でトップにしていただいて、
もしそれで賞金がいただけたら、そのお金を支援活動に
使うことができたら、それは本当に素敵なことだと思っています。
***
「偽善大歓迎!? 記事を無断転載する
<善意のチェーンメール>よりも、よっぽど気持ちイイ」
これは、うなさんのコメントに「偽善」という言葉が
出ていましたので、それに対する返答です。
こちらもたぶん、言葉が足りないために、
誤解を招いてしまったのだと思います。
「善意」と「偽善」については、
それぞれにお考えがあると思いますから、
わたしの考えとは異なるかたもいらっしゃるでしょうし、
すべての方に理解していただくことは
不可能であるとも思っています。
ただ、決して、
チェーンメールの削除依頼に奔走されている皆さまや、
それに応えて措置をしてくださった皆さまを
侮辱するものではありません。
この一文が、なぜ、そういった方々を侮辱している....
というふうにとらえられてしまうのか?
理解するのに少し時間がかかってしまったのですが、
そうか、「善意」と「偽善」を逆さまにしたら、
もしかしたら納得していただけるのではないかと、
思うに至りました。
となると、やはり「善意」と「偽善」についての考え方が
根本的に異なっているということになります。
理解というものは、それぞれに異なる考えを持っているけれど、
その異なることをお互いに許し合い、認め合えるときに、
はじめて得られるものだと思っていますので、
自分自身の「善意」と「偽善」の考え方について、
少し書いてみたいと思います。
先の一文に言葉を付け加えてもう少しわかりやすく書きますと、
「<偽善を自覚>している方が、
<見せかけの善意>よりも気持ちがイイ」
というふうになります。
これは、自分自身に対する戒めの言葉でもあります。
本当の「善意」とは何なのかを深く考えることなく、
「偽善者」であることも認めきれていなかった自分自身への....。
わたしは、常に「善意」と「偽善」という言葉を意識しながら、
このblogを運営してきました。
今日までこうして運営し続けることができたのは、
「新潟で支援活動を続けている友人を応援したい」という
ゆるぎのない気持ちがあったらからです。
それは、「被災地のために何かお役に立つことをしたい」
というような、一般的に言われている「善意」とは
また別の感覚でしたし、そもそも、
この友人の存在がなかったら、
これほどまでに新潟震災支援について考えたり、
行動したりすることはなかったと思います。
そういう理由で、
「わたしのしていることは善意からの行動なのか? 偽善なのか?」
という問いを、自分自身に対して、いつも投げかけてきました。
そして、当blogの記事が「善意」によって転載され、
チェーンメール化するという事態を招いたことで、
わたしは、自分の中にもあった<見せかけの善意>の正体に、
ようやく氣がつきました。
お金がなくても支援はできる とか、
今ここにいてもすぐにできることを とか、
自分の手を汚さず、身銭もきらず、簡単にすぐできることを、
なんて、口先だけの綺麗事だったのです。
本当は、お金があった方がたくさんのことができるし、
できる範囲で少しでも動いた方が、より多くの人のお役に立てる。
それをしないための言い訳をしていたことに、
自分が僅かなりとも行動してみて、ようやく氣がつきました。
それでも、「できることをできるかぎり」と思うのならば、
何が本当に相手のためになるのか、相手の立場に立って、
もっともっと真剣に考えなければいけならないし、
「今、自分がしていることは、本当の善行ではないかも知れない、
偽善なのかも知れない」ということを、十分に自覚していなければならない。
そういう気持ちが、このblogを立ち上げた当初のわたしには、
足りなかったと思います。
だから、「無断転載して<善意のチェーンメール>を流した方々」
を非難することはできませんし、それは、わたし自身の姿です。
自分自身のとった行動に対しての責任は当然負わなければなりませんが、
その責任を、わたしは、これからもこのblogを影で支えることと、
微力ながらも、チェーンメール化を喰い止めるための対策を続けること、
そして、今回の事態を今後につなげていくというカタチで、
果たしていきたいと考えています。
自分以外の誰かが取られた行動に対して、
責任を負う必要はないと考えていますし、
負うことができると考えられたら、
それこそが傲慢だと思っています。
そして大切なのは、そんな自分や他人を責めることではなく、
<偽善者>であったことを自覚すること、
そしてそこからどう動くか? ということだと思うのです。
今回の出来事を知った友人から、こんなメールが届きました。
「今回のことは、
日本の社会の脆弱さをあらわにしていると思うんです。
っていうか、日本人の脆弱さかな。
根っこがないのよね。どうしようもなく。
自分で立って、自分で考えようとしないの。
カメハハさんのブログをきっかけにしなくても、
どこでも同じ問題はおき得ました。
そのことを認識しないと、
私たちは、また必ず同じことを繰り返します。
問われるべきは個別の問題ではなく、
その問題を引き起こしている、
精神性なり、生きかたなり、立脚点なりなのです。
その意味では、すべてのひとが、すべての問題を、
「自分ごと」として考えていかないと、
こうしたことは、何度でも繰り返されます。」
今、大きな世界に存在しているさまざまな問題を
「自分ごと」としてとらえてみると、
こんなに小さな場所の、小さなわたしに対して、
みなさんの貴重なエネルギーを使ってしまうことは、
とてももったいないことだと思います。
もっと大きな問題に目を向けて、未来に向かって、
具体的に動いていきたいというのが、
愚かなひとりであるわたしの切実な願いです。
***
管理人カメハハは、本来の役割である後方支援に立ち返りますので、
今後、当blogには登場いたしません。
また、増え続けているチェーンメールへの対応作業など、
本当にやるべきことに集中するため、
カメハハ楽天日記も、本日のご報告のあと、しばらくお休みいたします。
今回の出来事を今後に活かすための、チェーンメールについての考察や、
ネチケットも含めたblogの可能性などにつきましては、
友人が立ち上げてくれたhttp://nandemo-blog.ameblo.jp/">blog「ブログ分析道」にて、
この問題について考えたい有志と共に、語り合っていきたいと思います。
以上、ながながと書かせていただきました。
わたしのつたない文章をお読みくださいまして、
ありがとうございます。
今後、コメントに対しての個別のお答えは
控えさせていただきますが、
すべてのコメントを真摯に受けとめ、
今後の「行動」に活かしていきたいと思います。
最後に、この場に集い、関わり合ってくださった皆さまに、
こころからの感謝を送ります。
波乗り編集人カメハハ
11月13日筆(一部、11月14日追記)
*転載するときは、ぜひご一報ください。