学生時代のバイトで、

平日夜に親が許してくれたのは

家庭教師だけ。


というのも、

教えるのは近所に住む中学生男子。

親同士の付き合いがらみで、

の依頼だった。

😓


学校の先生から、

オマエ、行く学校がないゾ!と

言われて、親が焦ってたらしい。


その時は、

もう中3の夏休みも終わる頃。

遅いダロ➖🙀



とりあえず、数学と、

1番壊滅的だという、

英語だけ教えることになった。


初日、

先ず英語のレベルを知るために  

質問した。


ー「私は英語が好きです。」

それか、「好きではありません。」


を英語で書いてみ。



ー…わたしは、っち、どげ書くん?

(わたしは、ってどう書くの?)


なんやと➖😱⁉️

アイマイミーからやり直しかい‼️


オーマイガー‼️

アンビリバボー‼️

((((;゚Д゚)))))))


本人、危機感全くナッシングで

へへへ〜と笑ってる。


ひとしきり驚き呆れたが、

とにかく、やるだけやるしかない。


という訳で、

時間がないから

平日はほぼ毎日、

自分が試験期間でも 

休まずに勉強を見続けた。


幸い、

彼は頭が悪い訳でなく、

むしろ飲み込みは良かった。


多分一度つまづいて、

分からない

  ↓

おもしろくない

  ↓

勉強したくない


の悪循環だったのだろう。


私は教科書に沿って文法を説明し、

例文を丸暗記させた。


理解力もあり、

暗記は得意なようで、 

記憶力も良かったから、

英語はみるみる成果を出した。


I want to eat a cake.


を訳させたら、


ーわたしはカキが食いたい。


と訳した。


ーカキ?(・・?)


cakeの読みが分からず、

ローマ字読みしたのか、

それでもカキじゃないけど。


しかし、文章の意味は分かっているのだ。

この大雑把さがいいんだわ。

英語は細かいこと気にせんと、

フィーリングよ、フィーリング。


という感じで、

まあ、私たちの相性も良かったのかも。


時には全然訳せず、

ーなんちゃらかんちゃら、ハナクソ、ウンコ、

終わり!🤪


ーこの、バカタレ‼️٩(๑`^´๑)۶


などのやり取りもあったが、

なかなか楽しい時間を過ごした。


そして彼は無事、

地元の工業高校(偏差値下から3番目)に

合格💮


良かった良かった(´∀`*)