チリ4日目(イースター島爆走) | 『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~

チリ4日目(イースター島爆走)

この日からバックパッカー2人との3人旅がスタート。男は名古屋の大学生(23歳)、女は東京の法律事務所(30歳)、共に世界一周旅行中との事。すごいねー、タフだねー。うらやましいなー。

まずは、朝。某商社南米駐在員が日の出モアイは見逃せないと言っていたので、見に行く事に。前日泥酔しながらも。奇跡的に迎えに行く約束はちゃんとしていた。俺は7:30に男バックパッカーを迎えに行った。男バックパッカーはホテルではなくキャンプ場のキャンプに泊まっている。凄い。この節約力凄いわ。そんで、半分酔いが残りつつ、アフ・トンガリキへ。


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(この車で迎えに行くと)


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(ここに泊ってた。凄い生命力。)


アフ・トンガリキは15体のモアイが並んでいる。元々倒されてたモアイを日本企業がクレーン持ってきて立て直したのは有名は話。この日の日の出は8:20頃(遅くない?)。現地で商社軍団と合流。あれ?彼らが迎えに行くはずの女バックパッカーがいない。話を聞くと待ち合わせ時間に現れなかったらしい。気を取り直して、朝日をまつ。すると出てきたおひーさま。綺麗だ。逆光を生かして写真を取りまくる俺達。順番に16体目になりました。


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(絶景)


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(影も15体)


とりあえず早起きして眠いので俺達は一眠りする為に宿に戻る。そして昼前にもう一度集合。今度は朝現れなかった(らしい)女バックパッカーも車でピックアップして、モアイツアーへGO。

まず向かったのはアフ・アキビ。ここは丘の上に海を見つめるモアイが並んでいる。モアイは海見たり背を向けたり一体どっちが正解なんだ?ここでも例のごとくモアイ写真になんとかモアイっぽくフレームインしようとする俺達。するとそれを見た夫婦観光客が話しかけてきた。聞くとプエルトリコからの旅行者だった。俺が「この前はWBCで負けて悔しかったぜ!でもプエルトリコ良いチームだね!」というと、「有難う。あの日の夜はフィエスタ(祭り)がいつまでも続いたぜ」との事。他に娯楽無いから野球への思いは強いんだなー。


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(おばちゃんの方と)


色々話しているうちに仲良くなると、オッサンがお前らに良い果物やる!といって謎の柑橘系の果物をポケットから取り出した。同時に逆のポケットからバタフライナイフを取りだした。怖い!そのナイフで果物の皮をむいて、食え!渡してくれるプエルトリカーノのオッサン。味は微妙だったが、それ以上に俺の目の前で使ったナイフを舌で舐める(綺麗に洗ってるつもり)のは怖すぎるから止めて欲しい。さらに、俺の車はこの果物で一杯なんだ!と誇らしげに言うオッサンだが、中をみるとその果物は3個しかなかった。。。まぁ一杯って人の感覚によるわな。。。けど。。。


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(謎の果物)


気を取り直して、俺達はドライブを再開。次は島の裏側のアナケナ・ビーチへ。綺麗な砂浜の前に、帽子(プカオ)をかぶった珍しいモアイが。俺達は砂浜で一眠り。しかし、目の前の西洋人ギャルがトップレス(手ブラ)写真を撮ってる。人が少ないからって、目の覚めるようなことはしないでくれ。。。俺はしっかりサングラス越しの横目で凝視しました。


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(ビーチを見下ろすモアイ)


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(ビーチで和んでると)


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(横でエライ事してた)


ビーチで特大エンパナーダ(南米でよくあるパイみたいなの)を食べ、さらに進む俺達。島の裏側の海の綺麗さはハンパ無い。こんな青い海初めて見た!3人共足を止めてしばし感動。。。。


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(ボリビアのエンパナーダはもう少し小さい)


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(とにかく海青い)


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(と、岬に立ちたくなる)

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(ウマは自由に歩く)


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(そして泥水も飲む)

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(祈りスポットあった)


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(再び海に向かう)


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(青い)

更に進む俺達。島を一周して朝見たアフ・トンガリキに到着。女バックパッカーが朝見てないというので、俺と男バックパッカーも昼バージョン撮影の為、立ち寄る。トリック写真ってなかなかムズいな。。。


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(戻ってきた)


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(15体マタギとか)


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(ナデナデとか)


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(同じ気持ち感じたりとか)


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(確かにそれはアカン)


ようやくそれぞれのホテルのあるハンガ・ロア村に帰還。またまたそれぞれシエスタ(昼寝)をして、晩飯へ。

晩飯は一大イベント。某商社駐在員軍団も合流して、イースター島にある「居酒屋・甲太朗」へ。こんなトコに居酒屋つくるか(笑)?ここのオーナーはフランシスコ・ザビエルさんというギャグのような名前(本名らしい)。チリ人。日本の山口県に10年住んでたらしい。店の名前は息子の名前らしい。前日もココに来ようとしたが、今日は赤身の魚が無いよ、と言われ翌日の今日に変更したのだが、ザビエルさんは悪びれる事も無く、今日も赤身来なかったー!と。。。まぁこんな場所だし文句言いません。


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(店構え)


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(ザビエルさん)


店の中のテレビでは日本のバラエティ番組(行ってQ?)が流れており、日本が恋しい俺達は全員ガン見。そのテレビは宮川大輔がイースター島のお祭りに参加すると言うもので、見てると今いるこの店も登場する。フランシスコ・ザビエルですという自己紹介に対して、宮川大輔は、そんなギャグどこで覚えたんですか?と返してた(笑)。


その番組にも登場するこの店の名物がモアイ寿司。100カンのスシがモアイみたいに並べられてる(よく見ないと分からない)。こんな地でキリンビールを飲みながら、スシ(白身のみ100カン・・・)を食べるなんて思わなかった。パク、キリンはすげーな。ここでは、ラーメンも味噌と醤油があり、頼むとザビエルさんが麺を打つところから始めた。メチャ手間かかるな(笑)。しかしこれが激ウマ。もう忘れられない味となった。テンションの上がった俺達はワインを白・赤と注文して泥酔モード。


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(寿司はまだかー)


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(分かりにくすぎるけど、真中がモアイ)


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(ご満悦)


記憶は確かではないけど、俺は泥酔しながら、一人で車を運転してホテルまで帰っていったそうです。死ななくて良かった。ZZZ。