OKINAWA③
三日目も朝5時に起床。
前日も遅くまで飲んでたので、キツい。
ホテルのバイキングで朝食を済ませた俺たちは、
朝7時にホテルの横のゴルフコースへ。
ここはショートホールのみの16Hコース。
この日の目的地西表島に行く前の準備運動として
3人でゴルフ対決だ!
朝7時なので勿論まだ暗い。
俺はゴルフ数年ぶり。
HELPツアーでラリアでやって以来クラブ握る。
最初の数ホールは俺がトップに立ち、
レッスンを受けた経験があり自信満々だったカツオは
1Hで8打を叩くなど、出遅れる。
しかし、コースが進むにつれ、カツオが本領を発揮しだし、
俺はアプローチはなかなか上手くいくものの、しょうもない
ショットミスを連発(ミスというより、上手くないので実力)。
ネコパンチショットを繰り出したカツオが、最終的には独走優勝。
パー48(16H×3)
優勝 ネコ 79打(31オーバー)
2位 ウナギ 89打(41オーバー)
3位 スジ 90打(42オーバー)
ゴルフが終わり、シャワーを浴びてダッシュで港へ移動。
基本この旅はダッシュの繰り返し。バカンスなのに、
仕事してる以上に疲弊している気がするが大丈夫か?
(ネッシーならぬウエニッシー発見)
石垣から西表島まではフェリーで45分。
マングローブをどうしても見たいという
カツオの意見により選ばれた西表島。
マングローブ見る価値あるのかよと問い詰める俺だが、
カツオは「西表島にも水牛がいるぞ」とウエニシを
説得にかかり、「それなら100%西表島でしょう」と
ウエニシもあっさりと西表島派となっていた。
だから昨日の焼肉何やってん?
島に着くと、何やらカツオの表情が鋭くなる。
なんか目がネコのような鋭さを増している。
すると、カツオが、レンタカー屋のおっさんに質問。
「イリオモテヤマネコってどこに行けば会えますか?
会ったらしばいてやろうとおもってるんですけど。」
何と!カツオは、ドラネコとしてのプライドもあり、
イリオモテヤマネコとの対決に意欲満々だったのだ。
だからマングローブに興味があるフリをして、
俺たちを西表島に連れて来たのだ。
しかし、闘志満々のドラネコに対し、おっちゃんが
「イリオモテヤマネコは夜行性だから昼はいないよ。
しかも、天然記念物だから、触ったらダメだよ!」
と冷酷な一言。なんて冷酷。なんて哀れ。
ドラネコは戦いを挑む事すらできないなんて。
(猫対決に闘志満々)
泣く泣くネコ対決を断念したドラネコ一行は、
レンタカーに乗り、マングローブ見物、水牛見物を経て
西表島唯一の温泉に到着。
(マングローブ)
(俺もヤマネコみたいになってきた)
(また水牛おった)
ここは、日本最西端で、且つ日本最南端の温泉。
最南端と最西端なのと関係あるのか分からないが、
何故か混浴。(水着での入浴)
温泉なのに、周りはヤシの木&マングローブという
奇妙な光景だったが、俺たちは秘湯をしっかりエンジョイ。
がっくりとうなだれるドラネコは、
ここで心の傷を癒しているようだった。。。
その後俺たちは、西表島⇒石垣島⇒沖縄本島と
移動を繰り返し、那覇に戻ってきた。
アラタの事前情報通り、
那覇の夜はダイブ浮ついているようで、
ウエニシが「この町、浮ついてるわ」を連発。
牛への未練はすっかり消えていたようだ。
良く覚えていないが、3時くらいまで飲んで、
俺たちのながーい3日目が終了。










