僕は都立中高一貫校に通っていました。

 

学校はなぜか教科書を使いませんでした。

 

数学は少し使ったかな?

 

物理も化学も,基本的に先生の作ったプリント。

 

これって当時当たり前でしたが,今思えばものすごくおかしなことです。

 

教科書って文部科学省が何年もかけて作り,毎年改編されている日本で一番美しい参考書です。

 

それを排斥し網羅性に欠けるプリントをわざわざ使うことの意味が今となってはわかりません。

 

昔は教科書は色がなくわかりにくかったという話をしばしば耳にしますが,今,僕らの手元にある参考書はカラフルで,図も写真もカラーで豊富で,どこまでも丁寧に作られています。

 

どうして使わなかったのでしょう。

 

 

 僕は今河合塾麹町校ハイパー医進特進コースっていうところに通っています。

 

国公立医学部を目指す浪人生が集まるところです。

 

学校の授業と河合塾麹町校の講義を比べると天地の差です。

 

無論僕個人としては塾の講義の方が好きです。

 

塾に通い始めてから,僕は本当の勉強を知りました。

 

どちらかというと「勉学」というイメージです。

 

 

高校勉強とか,大学受験のための勉強(強いていうなら受験英語とか)は存在しないことを知ったのです。

 

勉強って本当に面白いんです。

数学にしても化学にしても,こんなに深い学問なんだ,と。

 

数学の講義をうけると,その問題の背景にある大学数学や,教授が何を思ってこの問題を作ったのか理解できました。

 

化学に関しては講義が毎回ワクワクします。

 

ただの大学受験のための淡々とした授業ではないからです。

 

話すとキリがないのでそのうちお話ししたいと思います。

 

なんにせよ僕は浪人してよかったと思います。

 

高校卒業するときに,卒業証書として高校を「修了する」。

 

僕がしたのは「終了」であって「修了」ではなかったからです。

 

ですから,今回このハッシュタグの解答としては,

 

「大学入試のため。」これを第一優先にしている授業一般になります。

 

             実際役に立ってないと思う授業