ギターが鳴り、ポールのカウントで激しいビートを刻みだす。
若い人間が内から溢れ出る激情を思いのままぶつけている。
音はうるさく、特別なテクニックは必要がない単調な音楽ですが、
それが本来のロックの魅力ではないでしょうか。
思えば自分がロックを好きになった時も、
理屈抜きで激しいビートにやられました。
ある歌手の言葉で、
「初めてギターを手にした瞬間が、ロックンローラーとしては頂点なんだよ。
そこから下るかキープするか、2つの道を選ぶんだよ。」
という言葉を残しています。
なんかわかります。
長い歴史をみてもロックが最高な状態にし続けたい為、
色んな人間が新しいロックを作っていますし、
自分も激しいロックだけじゃなく、
無意識に色んな種類のロックを聴いています。
こうやって考えると深いですね。
それはさて置き、
このアルバムは最初からずっと突っ走る前のめりなノリの曲だけで出来ています。
ですが、音は少し軽いですね。
しかし、粗削りな音で若さを武器にし、
勢いだけの不完全さがこのアルバムの魅力だと感じます。
色んな種類のロックを知って時間が経って、
自分が初めてロックが好きになった原点に戻ろうとしたときに
やっぱりロックはこうだよなと感じるアルバムです。
