モンテ通信のお友達に教えてもらった講座
全8回のうちの第7回目、言語教育について
野原由利子先生
https://kaken.nii.ac.jp/d/r/90085316.ja.html
の講義でした。

ちょうど明日締め切りのレポートテーマが0-3歳の言語教育だったので、参考にしつつ、
また、3-6歳の話は、まさに上の子が言語の敏感期なので、とても興味深く、
というか、必死にききました。

もともと障害児教育からスタートしているモンテッソーリ。
子どもの言語獲得への配慮のきめ細かさは素晴らしく、
うーん、、、簡単にはまとめられませんが、
通信も参考にしながらポイントを一応書き出してみます。。。

・言語の必要性。言語は、コミュニケーションの道具であり、思考の道具であるので、人の集団生活を可能にし、考え創造することを可能にしている
・人間は、予め言語を持って生まれては来ないが、言語を獲得する能力は持って生まれてくる
・特に0-3歳は無意識のうちに、吸収する精神で周りの言葉、特に話し言葉を、難易度に関わらず、全て吸収していき、ある程度まで話せるようになる
・そのため、周りによいことばの環境があること、また、五感を使って実際に事物と触れ合う体験が必要。言語教育は、日常生活の練習、感覚教育がベースとなる。
・理解は、実物→半抽象(写真→絵)→抽象(文字)の順に進む
・セガンの名称練習を適宜使って、具体(実物)から抽象(ことば)へ、概念化を促す。
・セガンの名称練習とは、1️⃣これは○○です2️⃣○○はどーれ?3️⃣これはなーに?の3段階でことばを定着させる方法
・言葉への興味(敏感期)は、話しことば、書きことば、(内容を理解して)読むことばの順に現れる


言語獲得の援助の仕方が、スモールステップで系統的に考えられており、
興味のある方は調べられるととても面白いと思います。
うーん奥が深すぎて、まだまだ勉強が足りません。。。頑張ります。