こんにちは、旅行大好きなケビン小林です。

旅行に行けば、高倉健のように後部座席でぶすっと座っているのではなく、武田鉄矢と桃井かおりのようにおしゃべりをし、新幹線で行けば車内販売のビールやワインを飲むのが普通です。


このような移動をOKとする状態が「with コロナ」の生活だと「GoTo トラベル」や「GoToイート」は私たちに刷り込んでくれました。

「緊急事態宣言」という言葉だけ発しても「一部地域の夜の短縮営業だね」といった感じがあります。

「with コロナ」(コロナと一緒に手をつないで)という状態を否定せずに、かつ「GoToは誤っていた」と宣言しないのであれば、「GoTo」による刷り込みは消えないでしょう。


さて、「生野菜」の商標として、「バリカン」と「グリーンバリカ」が似ているかどうか、です。

結論からすれば、似ており、60~65%程度の可能性で審査での登録が認められないと考えます。

先に書いたように、「グリーン」は目印として弱い部分です。
「グリーン」を除いた「バリカ」の部分と「バリカン」とを検討します。

まず、「バリカ」と「バリカン」の違いは語尾の「ン」のみです。
この音「ン」は語尾にあるため弱く発音される傾向にあります。

一方、「バリカ」の音は比較的強く発音される傾向にあります。
物を破く音の「バリバリ」の「バリ」の音に「カ」が加わったものです。
「カ」の音も強い音です。

で、なぜ60~65%程度登録が認められないとするのか、残りの40~35%は何か、ですが、

「グリーン」の部分は「生野菜」という商品との関係で目印としての働きが弱い。
とはいっても、「バリカン」の文字もカタカナ文字であり、見た目には「グリーンバリカン」は一体に見てとれます。
あえて「グリーン」の部分を分断し、「バリカン」の部分で判断するのはいかがなものか?

「グリーンバリカン」という読み方もそれほど長いものではないから一気に発音できる。

「バリカン」の部分からは髪の毛を切る「バリカン」が想起される。
とすれば、「バ、リ、カ、ン」とはっきり発音されるのではないか。
語尾の弱い「ン」だからといってその音が無いものとして聞き間違えたり言い間違えたりしないのではないか、ということもあります。

ただ、「生野菜」を取引する人にとってはどうか、髪の毛を切る「バリカン」は結び付かないのではないか、昨今、「バリカン」を知らない人も多いのではないか、といったことも考えます。

このようなことで、審査では60~65%の可能性かな、と。
審査段階より慎重に判断される審判段階でなら、登録が認められない可能性は、もう少し下がり、50~55%ぐらいかな、と。

このようにいろいろ考えています。

(以上)

感染すると治っても後遺症が残る人が多いようです。甘くみるのはやめましょう!


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