小さいころちょっとピアノが上手で音大に行ってりして


少しだけ顔がましで夜の銀座に入門しちゃって


話術があったのかなかったのか


なんとなく人気者になったような


このまま銀座に骨を埋めるのかなって


思ったときもあったけど


そのとき大好きだった人と結婚して


でも見る目がなかったって

気が付くのが遅かった


もうだめだって立ち上がることもできなくなったとき


今前を向いて歩きだしているのも


すべて子供のおかげ


ピアノを弾いていたあの頃も


銀座が楽しくてしょうがなかった頃も


1%も想像したことがなかった


私がナースを目指すなんて!


私は欲張りだけど


こんな私の人生も悪くないんじゃない


元気でいることに日々感謝して


毎日頑張るのよ!