訪問日:2021年8月10日

所在地:新潟県新発田市浦字城山

訪問人数:単騎

 

参考文献:『新潟県中世城館跡等分布調査報告書』、『日本城郭大系』

参考サイト:埋もれた古城

 

歴史
新発田重家の武将山田源八郎が古城を修復強化したといわれています。修復強化の時期は新発田合戦の際と思われます。

 

浦城遠景。比高差は約80m。

 

 

縄張

全体的に小規模な郭群で防御するという古いタイプの城で、いかにも南北朝期の山城という感じです。山田源八郎による強化改修の際に堀切が築かれたのではないでしょうか。

出典:『新潟県中世城館跡等分布調査報告書』

 

 

当日のルート

赤いピンの位置から入ります。入ると墓地があり墓地の横に林道があるので、その林道を道なりに歩けば主郭に到着します。ところで城址の東側にゴルフ場がありますが、航空写真で見ると城址の東側はゴルフ場建設により破壊されてたりして、、、なんて思ってしまいます。

 

この墓地の横に林道があります。

 

林道の先へ進むと、南側尾根の堀切が見えてきました。深さ1m程度の小規模な堀切です。

 

堀切をさらにもう一本発見。こちらも小規模です。

 

堀切からさらに歩みを進めて主郭に到着。

 

主郭の内部はど藪。訪問時期が夏日なので仕方がないのですが、、、

 

主郭の北側には小規模な郭が並んでいます。主郭に虎口のような地形があったのですが果たして城郭遺構なのでしょうか。

 

帯郭、写真だと何が何だか、、、

 

主郭の北西側にも堀切等の遺構があるようですが、藪がすごかったので見学せずに下山しました。

 

実際に見学してみて、やはり古いタイプの山城という感想でした。冬場であれば城郭遺構がもっと綺麗に見えるかもしれません。

 

以上、浦城でした。

 

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浦城、新発田市