新春の準備
菅原院天満宮から護王神社を経て
向かったのはお久しぶりの下鴨神社。
何かに憑りつかれたように
ひたすら寒空の下を歩きます。
まだ紅葉も残っている糺の森を抜けて、
渋い手水舎で手を清めます。
お、ここにもさざれ石。
楼門が見えて来ました。
こちらにも干支の絵馬が掲げられていました。
渋いタッチの丑が描かれていました。
そして、こちらでは初詣の準備が。
この年は、コロナ禍で迎えた初の年の瀬。
どうか新しい年には、
この忌々しい病が去っていますようにと
誰もが祈願したことでしょうが、
いまだにその願いは届いていません。
中門を入って、干支の言社にお参りをしたあとは、
境内を散策します。
夏の足つけ神事で有名な御手洗池へ。
下鴨神社にも、こんな顔出しパネルが
顔を出したい欲求にかられますが、
例によってソロ活動なので、残念ながら見送り。
このパネルの近くには、
こんなお正月らしいお花が。
派手な花手水よりも、この位慎ましやかな感じが
好みです。
2020年の年の瀬の下鴨神社は
ひっそりと新年の準備を進めていました。
新年の賑わいとはまた違う風景を見ることが出来て
足を延ばしてみて良かったです。
散々歩いたのに、
帰りもまた鴨川沿いを歩いて四条まで。
護王神社にも参拝したことだし、
この飛び石を渡ってみたい欲望にかられましたが、
そこは身の程をわきまえてグッと我慢して
帰路につきました。