紅葉ウィーク
紫陽花の時期に訪れた柳谷観音こと楊谷寺に
再訪したのは2020年の11月です。
長岡京市にある楊谷寺は街中から離れていて
公共交通機関で来ようと思うと
最寄りのバス停からは徒歩40分
最早ハイキングです。
紫陽花の時期は車で連れて来て貰いましたが
自力で辿りつくのは困難なので、
毎月17日の観音さまの縁日に出るシャトルバスで
やって来ました。
自家用車以外ではこの方法が一番楽かも。
御縁日なので、結構人出も多いです。
三門におられる風神さんと
雷神さん。
まずはご本堂にご挨拶。
狛犬さんもお久しぶり
断固として動かないカメラマンの隙間を縫って
花手水を撮影。
確かに人を呼ぶのに一役買ったと思いますが、
ここから動かずに三脚で永遠に写真撮る人、
どうなんですかね~
本末転倒のような気がしますが。
この動きがない花手水に、そもそも三脚必要
手水舎の龍を後ろから
一定の金額のお布施をしたら頂けるご朱印かな?
可愛らしいご朱印ですが、
わたしはご朱印を頂いていないので
そのまま通過。
こちらの奥には独鈷水(おこうずい)と言われる霊水が
湧いています。
小さい紙コップに入れて頂けるのですが
うっかり飲んだけど、
目にご利益があると言うことなので
あれはどう考えても目を洗うものだったような
いざ本堂へ。
途中には心惹かれる花手水が。
所々に演出もあり。
そこまで参拝者に迎合しなくてもいいんじゃないかな?
とモヤモヤするところもありつつ。
でもお庭自体は綺麗だしな~。
そうは思いつつも、
こんな花手水を見るとテンションが上がって
ウキウキと撮影してしまうのも事実です。
本堂から靴を持ってそのまま拝観し、
奥の院からは外のお庭を通って降りて来ます。
山あいにあるだけあって、
街とは違う濃い紅葉が楽しめます。
この時は11月17日。
既に真っ赤になっている樹もありますが、
まだまだこれから色づきそうな樹もあって
12月の上旬位までは楽しめそうな感じでした。
特別公開されていた上書院からの浄土苑の眺めです。
写真の時系列が、先に一通り拝観してから
こちらに戻って来ているので、
多分時間予約制になっていたような気がします。
上書院の紅葉の花手水。
緋毛氈越しの紅葉は、まるで絵画のようです。
この日は観音さんの縁日なので
それなりに人が多くて、
人が写りこまないように注意して撮っていますが
多分他の平日だと
そこまで人は多くないと思います。
紫陽花の季節も紅葉の頃も
とても素敵な寺院です。
昨今のインスタ目的のにわかファンの為に
昔からの檀家さんがお参りしにくい状況に
ならなければ良いなと少し心配していますが、
人は飽きっぽいものだから、そこまで心配しなくても
大丈夫なのかもしれませんね。