ところで、県議会の海外視察、理由はどうあれ6月にカナダ行きが中止になり、12月議会で今年度は実施しないことが確定しました。予算額3228万円が不用額となったわけです。そこで議会最終日知事があいさつ回りに見えたので、不用額をフードバンクなど貧困救済策に回して欲しいとお願いしました。しかし、補正予算案に振り替えはありません。県民からお預かりした税金、3228万円、決して多い額ではありませんが、遊ばせておいてよいのか。多くの県民が貧困で苦しんでいるのですから有効に活用すべきです。確かに生存権の保障は国・県・市町村三者の連帯責任かもしれませんが、県も相応の責任があるはずです。

    だのに、知事はじめ特別職の期末手当を12月1日に遡って、0.05か月分増額するという。知事などの報酬が県民の平均所得以下ならまだしも、知事は2570万円で5倍以上、知事特別秘書でも2倍以上の報酬を得ていながら、おかしいと思いませんか。小池百合子東京都知事は、就任時から報酬を半減しています。そのため本県議員の方が多い。小池都知事のように報酬を半減しろとは言わないが、わずか数万円の増額、辛抱できないはずがありません。増額するなら、すべての県民が三度の食事が摂れるようになってからにしていただきたい。また、県議の海外視察を廃止すれば、子ども食堂やフードバンクなどの貧困救済策を2倍に増額できます。

     因って、議案26号(補正予算案)と52号(知事などの期末手当増額条例案)に反対致します。私の事務所には、5年前から、「県民の命とくらしを守る」と大きく書かれた知事のポスターが貼ってあります。裏切らないで下さい。ポスターをまだ剝がさないのは、知事に期待をしているからです。すべての県民が食事に不安なく安心して暮らせる千葉県にしましょうよ、知事、そして議員の皆さん。

憲法の精神・個人の尊重

    なお、最後に私の言動に対して、やり過ぎ、目立とうとしている、政界の常識を知らない、真面目過ぎるなどのお声があるかと思いますが、違います。憲法99条は、公務員の憲法尊重擁護義務を明記しています。私は憲法の精神・個人の尊重にできるだけ忠実でありたいだけなのです。ご理解のほど宜しくお願い致します。