靖国神社には、A級戦犯合祀問題があり、昭和天皇も、合祀をお知りになった後は一度も参拝されていません。平成天皇、今上天皇も同様で、世代的に反戦意識がお有りになりリベラルな姿勢が窺われます。元自民党幹事長で日本遺族会会長だった古賀誠氏も、A級戦犯を宮司預かりにしてはどうかと提案されていました。福田康夫元首相も、靖国神社参拝について「周辺国など相手が嫌がることをあえてする必要はない。配慮しなくてはいけない」と語っています。いずれにしてもこの問題が解決するまでは、閣僚はもちろん国会議員も自粛することが望ましいと考えます。

  代わるものとして、福田康夫元首相が提案されていたように、無宗教の国立の追悼施設を建設すべきであると考えます。千鳥ケ淵戦没者墓苑は、日本の戦没者慰霊施設の一つで、第二次世界大戦の戦没者の遺骨のうち、遺族に引き渡すことができなかった遺骨を安置しています。公園としての性格を有する墓地公園とされており、環境省が所管する国民公園等のひとつですが、これを国立の追悼施設とする案が良いと考えます。

   6月23日、76年前に20万人余りの尊い人命を奪った沖縄戦の戦没者追悼式が行われました。慰霊の日として毎年追悼式が行われていたことは、新聞やテレビなどで知っていましたが、慰霊の日が沖縄県では公務員は休日であり、県庁や市役所、小中学校などが休みであることを15年ほど前に始めて知りました。休日だからこそ家族で戦争の話をして平和を考える時間が持てるとして、一時廃止の声もあったにもかかわらず続いているとのことです。

   私も、ここ20数年、8月15日を「平和祈念日」として休日にすべきではないかと思い続けてきました。靖国問題も含め、国民が戦争と平和について静かに考える時間が必要ではないかと。