それもあって、宏池会の代表的政治家である宮沢喜一元首相の著作にも接することが多くなり、次第に傾倒していきました。そして、今では石橋湛山元首相と並んで宮沢喜一元首相が、私にとって最も尊敬する政治家となっています。

 その宮沢元首相が次のように語っています。

「君たち、何があっても、戦争だけはしてはいけない」(朝日新聞1017年12月30日)

「こんなにうまく運用されている憲法をどうして変えなければならないのか、理解できない」(「この人たちの日本国憲法」佐高信、光文社、2013年)と。

 

本書を最後までお読みいただき心から感謝申し上げます。私の力不足で平和憲法を守ることの大切さを十分ご理解いただけたか分かりませんが、一人でも多くの方にその旨をお伝え頂き改憲反対の輪を広げて頂ければ幸いです。

そして、今の自民党には真の意味での保守本流・護憲派・ハト派と言える政治家は村上誠一郎元行革相しかいないため、絶滅危惧種と揶揄(やゆ)されています。6年前、党内で集団的自衛権行使が問題になった時、反対されたのは村上誠一郎氏ただ一人でした。日本の政界全体を見ましても、かつての「新自由クラブ」や「新党さきがけ」のような護憲保守の政党がありません。ですから、私は千葉県議会議員という一地方政治家に過ぎませんが、自らの力を鑑みず護憲保守新党「平和の党」を立ち上げた次第です。

かつて「保守本流」という素晴らしい政策的・思想的潮流、集団があったことを多くの方に知って頂きたくて、本書を記しました。私のような平凡な地方政治家の言葉では、重みがない、信用されないだろうということで、出来るだけ著名な政治家や学者・評論家などの言葉を、出典を明らかにして引用するように努めました。

 私にとりましては、初めての著書で、しかも不勉強のため間違った点も多々あろうかと存じます。ご叱正を賜れば幸いに存じます。

 終わりに、文章引用にご理解いただきました石橋湛山記念財団、朝日新聞社、中国新聞社その他に、心より感謝申し上げます。そして、ウィキペディアなども参照させて頂きましたことを最後に付記致します。