世界の皆様へ (フランスのテロとシリアの空爆)
世 界 の 皆 様 へ PART2
○2つのキャンドル
1つは、2015年11月13日に起きた、フランス・パリ同時多発テロの犠牲になった
130人のパリの市民の方々のために、
もう1つは、シリアの空爆で亡くなった、シリアーの一般市民の犠牲者の方々のために祈りを捧げた
11月13日、パリの一般市民がテロの標的にされた、余りに悲惨な事件に胸が張り裂けそうになった
それから何日かして、携帯のツイッターを眺めていた時、シリアの空爆直後に亡くなった赤ん坊と幼子の写真が目に入ってきた その赤ん坊や幼子の人生を考えた時、涙がこみ上げてきた
○ テロも空爆も決して許されるものではない
たとえどんな理由があっても・・
戦争に大儀はない 憎しみあって、泥沼の戦争をして何にが残る
2度と戦争の惨禍を繰り返してはならない
いかなる武力の威嚇や行使も国際紛争を解決する手段としては用いてはならない
○ 憎しみからの解放
それぞれが、憎しみから自分自身の魂を解き放とう
「君たちに憎しみという贈り物はあげない」パリ同時多発テロで妻を亡くしたフランス人ジャーナリストのアントワーヌ・レスリーさんがテロリストに向けたメッセージ
「君たちに憎しみという贈り物はあげない」金曜日の夜、君たちは素晴らしい人の命を奪った 私の最愛の人であり、息子の母親だった でも君たちを憎むつもりはない 君たちが誰かも知らないし、知りたくもない 君たちは死んだ魂だ 君たちは神の名において無差別な殺戮(さつりく)をした もし神が自らの姿に似せて我々人間を作ったのだとしたら、妻の体に打ち込まれた銃弾の一つ一つは神の心の傷になっているだろう
だから決して君たちに憎しみという贈り物はあげない 君たちの望み通りに怒りで応じることは、君たちと同じ無知に屈することになる 君たちは私が恐れ、隣人を疑いの目で見つめ、安全のために自由を犠牲にすることを望んだ だが君たちの負けだ (私という)
プレイヤーはまだここにいる・・
どれ程の想いでこの手記を書いたのだろう アントワーヌ・レスリーさんの胸中に
想いを馳せた
○ 愛すること
まずは自分自身を愛することから始めよう 世界でたった1つのかけがえのない大切な命
生きているだけで尊い ご自分をご自分の命を大切にしてください
妻をわが子を、父母を兄弟姉妹を隣人を愛しましょう
直ぐには難しいけど、「汝の敵を愛せ」 「昨日の敵は今日の友」
○ 先進国や発展途上国での貧困や格差・宗教や人種・民族の違いを乗り越えて、諦めずに地道に努力し 信頼の絆を築いていこう
○ 一人ひとりが大きな可能性を持っている
今年のノーベル医学生理学賞受賞した 大村智さん イベルメクチンを発見し、アフリカなどで病魔に苦しむ数億人の人々を救った
フランスの文豪のレ・ミゼラブルの主人公のジャンバルジャンのように市長になって一地方を暖かく照らせる存在になるかもしれない
○ 人類の幸せのために、世界平和のために皆で力を合わせよう
戦争や殺戮・武器を売ったり買ったりはもう止めて、戦争のない 新たなステージに立とうではないか
軍事産業に頼るのではなく、人類の幸せや生活に役立つ物を沢山作り出して、世界経済を世界の国々を豊かにしていく、世界の人々と協力して、それぞれの多様な価値観を認め合いながら、それぞれの力と能力を人類の幸福のために発揮して欲しい
地球温暖化やエネルギー問題・インフラの整備・貧困や教育・医療・福祉などやらなければならないことが山積している 争っている場合ではない 戦争に使うお金があるなら、教育や・医療・貧困対策・福祉に使ってください
フランスのテロが起きる前、シリアの難民問題で、人道的な見地に立って、ドイツやアメリカ・イギリス・フランス・ヨーロッパや世界の国々が協力して難民を受け入れようと協議を重ね頑張ってきた それぞれの国の経済状況もけして楽ではなかったと思います
その中で難民の受け入れの英断を下した、素晴らしい成熟した世界だと思います
今は戦争を回避し、国際社会が知恵を絞って新しい国際社会のあり方を考える時だと思います
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