大村智博士の幸福の小径  イベルメクチン再び 日本と世界の救世主になれ | heiwa789のブログ

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大村智博士の幸福の小径  イベルメクチン再び 日本と世界の救世主になれ

 

 

4年前の私のプログより

 

「人のために役立つことをしなさい」  科学は人類の幸福のために

 

 

今年(2017年)のお正月1月3日に、山梨県の韮崎(にらさき)市にある
幸福の小径(こみち)を歩いた
よく晴れた穏(おだ)やかな暖(あたた)かい日であった

 

 

 

幸 福 の 小 径(こみち)

Happiness  WaIK
ノーベル賞を育(はぐく)んだ原風景がここ韮崎(にらさき)にある
茅ヶ岳(かやがたけ)から八ヶ岳(やつがたけ)、富士山を一望する神山町(かみやままち)鍋山(なべやま)  鳥のさえずりが響くのどかな集落に、本市名誉(めいよ)市民で、北里大学の特別栄誉教授の大村智博士が生まれました
豊かな自然環境に育(はぐく)まれた少年時代、自宅の韮崎(にらさき)大村美術館付近から韮崎中学校(現在の韮崎西中学校で当時は現在の市役所付近にありました)まで日々通った通学路を、このたびノーベル医学・生理学賞の受賞を記念して「幸福の小径(こみち)」と名付け、世界平和と人類の幸福に貢献(こうけん)された博士の功績(こうせき)を称(たた)えます
ノーベル賞を育んだ原風景に、それぞれの思いを馳(は)せながら、歩いてみてはいかがでしょうか    との案内に従(したが)い

 

 

武田橋西詰め付近の甘利沢川さくら公園から大村博士が設立した韮崎市(にらさき)大村美術館までの約1.8Kのコース
富士山や八ヶ岳などの眺望を楽しみながら、幸福の小径(こみち)を歩き始めた
途中で家族連れや、女子達で歩いている方、カップルで歩いている方、若者たちが仲間同士で歩いている方、色んな方に会いました
天気もよく富士山もくっきり見ることができ、のんびり歩きました

 

 

 

幸福の小径(こみち)を歩きながら、大村智博士の人生に思いを馳(は)せた
2015年のノーベル医学生理学賞をアフリカなどの感染症(かんせんしょう)に大きな治療(ちりょう)効果(こうか)を挙(あ)げている薬剤「イベルメクチン」を開発した大村智・北里大特別栄誉教授・韮崎(にらさき)市出身、山梨大学卒業に授与した 年間2億(おく)人に使われ、多くの命を救う発明が最高の栄誉(えいよ)に輝いた
大村氏は日本の土壌(どじょう)で発見した細菌(さいきん)を作り出す物質が寄生虫(きせいちゅう)に効果があることを発見1973年から米、メルク社との共同研究でイベルメクチンを開発した
アフリカで失明することもある熱帯(ねったい)病のオンコセルカ病(河川盲目症かせんもうまくしょう)や、リンパ系フィラリア症(象皮症ぞうひしょう)の特効薬となった  
世界保健機構(WHO)は、この薬のおかげで2020年にはいずれの病気も撲滅(ぼくめつ)できると見込んでいる

 

 

研究の原点は山梨 自然の中で科学する心が養われた
大村智博士は、山梨県の韮崎(にらさき)市神山町で5人兄弟の長男として生まれた
甲府盆地の山なみを見ながら育つ
智少年が育った山梨県韮崎(にらさき)市の田舎(いなか)は、四方を山々に囲まれた盆地で、夏はとても暑く、冬は大変寒い地域で、大陸的な気候といわれています
智少年の生まれ育った家からは、北に八ヶ岳(やつがたけ)東に茅ヶ岳(かやがたけ)が見えます
遠く連なる山並みの向こうには、秩父連邦(ちちぶれんぽう)が見えました
西の裏山の陰には南アルプスが見えます
南側にはいつも富士山を見ることができました
季節によっていろいろに姿を変える富士山はいつ見てもきれいな山でした

家では、豚(ぶた)や鶏(にわとり)も飼育(しいく)していたそうです
少年時代、父親とうなぎとりに行って、大自然の不思議に触(ふ)れたり
朝早くから家の仕事を良く手伝ったそうです  
父親からは、養蚕(ようさん)や畑仕事など、農業をみっちりと仕込まれた
農民はまさに科学者だと言い、例えば、養蚕(ようさん)ならば、蚕(かいこ)の生態(せいたい)を知り、蚕室(さんしつ)の温度管理ができなければ、養蚕業(ようさんぎょう)はできない 農作業を通じて、科学する心が養われた
少年時代、農作業を手伝うことで、稲(いね)や野菜(やさい)の作り方を自然に覚えてしまい、家畜(かちく)動物の育て方なども分かるようになりました
知らないうちに農業だけでなく、色々な自然現象についての知識が身についていきました
その頃の農家はどこの家でもワラや草や落ち葉をもとに、堆肥(たいひ)を作っていました
堆肥(たいひ)というのは、微生物(びせいぶつ)を利用した肥料(ひりょう)です
堆肥(たいひ)作りの体験は、後の大村先生の研究とも密接(みっせつ)に関係してきます

 

中学時代はサッカーや野球などを楽しむスポーツ少年だった
地元の県立韮崎(にらさき)高校に進学、サッカーや卓球・スキー部に入って大活躍
山梨大学の学芸部自然科学科(現・教育人間科学部)を卒業
都立墨田(すみだ)工業高校の夜間部の先生になるため、山梨県の韮崎(にらさき)市を離れ
東京へ

 


「人の役に立つことをしなさい」
これは、大村智博士の人生のいわば「原点」になった言葉です
この言葉を幼いころに育ててくれた祖母から、ことあるごとに言われた  
この言葉を座右(ざゆう)の銘(めい)とし、私は自分の研究人生で岐路(きろ)に差しかかったとき、どちらが人のために役立つ研究になるかと考え、より世の中に役立つ方向へ選択することを常に考えてきました

ノーベル賞の選考委員会のメンバーが、「人類への貢献(こうけん)は計り知れない」と
語った
素晴(すば)らしい生き方であり、素晴らしい研究であり、素晴らしい貢献(こうけん)だと思います

 


一期一会(いちごいちえ)
私の哲学(てつがく)を簡単に説明したい われわれ人間が抱える課題の答えは全て、自然の中にあると私は信じてきた  微生物は無限の資源だ  私は1970年台からそう通じ、それが正しかったことが証明された
幸運にも、イベルメクチンのほか、多くの有用な物質を見つけることができました
世界中の人々に健康と社会経済的な利益(りえき)をもたらすような物質を探(さが)し続けていきたいし、次世代の科学者たちにも取り組んでもらいたい
私は50年間、生化学や微生物(びせいぶつ)学、臨床(りんしょう)医学の専門からと仕事をしてきた
常に心情としてきたのは、茶の湯の心得とされる「一期一会」(いちごいちえ)だ
どの機会も二度と訪れることはない  訪れたチャンスをつかみとること
仲間や微生物たちに深い尊敬(そんけい)と思いやりを抱き続けることが大切だ
そうした思いが、科学研究や発見の基礎(きそ)になる
発見に至(いた)った素晴らしい旅路のあらゆる場面に深く感謝している
  (2015年12月7日 ストックホルム受賞記念講演より抜粋)

 

 

 



幸福の小径(こみち)を歩きながら、また道沿いにある大村博士の銅像(どうぞう)や
彫刻(ちょうこく)などを見ながら、大村智博士の今までの言葉で私が好きな言葉を3つ集めてみました

 

失敗は成功のもと
成功者は、見えないけれど誰よりも失敗を重ねている 思ったことに失敗しても、まだまだ失敗が足りないと思って取り組んで欲しい
新しいことに挑戦して 新しいことをすれば必ず失敗するが、その失敗は必ず将来の宝になる

 

至誠惻怛(しせいそくだつ)
江戸時代、備中(びっちゅう)にいた学者で藩(はん)の改革(かいかく)を成し遂(と)げた山田方谷(ほうこく)が、長岡藩(ながおかはん)の河井(かわい)継之助(つぎのすけ)に贈った言葉 
真心(まごころ)と慈愛(じあい)の心を持って取り組めば、必ずうまくいくという意味

 

教育ほど確かな投資(とうし)はない
教育にお金を使うと必ずいい結果になる  株などはもうかることもあれば損をすることもある 教育は損(そん)をすることはない  1,2年で成果は出ないが、必ず10年、20年で出る
大村智博士は、母校の山梨大学で、大村智記念基金奨学(しようがく)金により、学生の学業を奨励しょうれい)しています  大学で選考を行い、返還(へんかん)の必要のない
奨学(しようがく)金として給付しています


幸福の小径(こみち)の終点(大村先生の生家のすぐ隣(となり)に韮崎(にらさき)大村美術館があります

 

 

 



大村先生は若いときからいい絵をたくさん集めてきたので、美術館を建てて、そこに絵や陶器などの美術品を展示しました、
美術館の隣(となり)には、温泉を掘(ほ)りました  露天(ろてん)風呂(ぶろ)からは、八ヶ岳(やつがたけ)、茅ヶ岳(かやがたけ)の雄姿(ゆうし)がみられ、館内にはたくさんの絵が飾ってあります

 

 



温泉の隣にはおいしいおそば屋さんもあります
美術館と温泉とおそば屋さん これすべて大村先生が建てたもので、少年時代からお世話になった故郷の人々への恩返(おんがえ)しのためだったのです

 

 

 

皆さま山梨にお越しの際は、是非(ぜひ)韮崎(にらさき)にある大村智博士の幸福の
小径(こみち)を歩いてみてください
きっと素敵(すてき)な発見や素敵な出会いがありますよ

 

 

今回の旅を通して感じたこと
子供達の未来に大きな期待
山梨の風土が、大村智博士を生んだ、 豊かな自然と農作業を手伝った日々、「人のためになりなさい」とことあるごとに語ってくれたおばあさまや立派なご両親やご兄弟の絆
2億(おく)人の人々を救った大村智博士のノーベル賞の受賞は、故郷の韮崎(にらさき)の子供達にも、山梨の子供達にも日本の子供達にも大きな希望を与えた  身の回りの自然に興味や関心を持つこと、自然や動物と触(ふ)れ合うことの楽しさや、科学への関心も広がった
子供達一人ひとりの好奇心や可能性を上手に育てることで、可能性は大きく広がっていく
いつか、大村智博士に続くような立派な科学者が、育っていってくれるかもしれない
子供達の未来に大きな期待をしている


科学は人類の幸福のために
破傷風(はしょうふう)の治療を開発した、北里(きたざと)柴三郎(しばさぶろう)、 
黄熱病(おうねつびょう)の治療に心血(しんけつ)を注いだ野口(のぐち)英世(ひでよ)
それから~100年大村智博士がノーベル医学生理学賞を受賞した
選考委員より、人類への貢献(こうけん)は計り知れないとの話があった
大村智博士は勿論(もちろん)私たち日本人にとっても大きな誉(ほま)れであった
これこそ科学の真髄(しんずい)だと思います
人類の幸福のために。科学を役立てるべきだと思います

 

 

 

あれから4年半

今(2021年 6月29日) 世界は、新型コロナパンデミックの状況 ブラジル・インド・南アフリカ・米国・メキシコ・イギリス等々

新型コロナウイルス累計の感染者は世界で1億8128人を超えた 死者は392万人を上回る

日本の累計感染者数は6月28日時点で79万6540人  累計に死者数は6月28日時点で14713人

 

 

 

 

 

 

フォームの始まり

フォームの終わり

 

 

 

「イベルメクチン」発見者・大村智博士が訴える「特例承認すべき」 国内でも服用患者は「あっという間に治った」

 

「重篤な副作用はないのに…」

 ワクチンの国内での接種が開始したが、同時に治療薬も重要だろう。その筆頭、ノーベル賞受賞の大村智博士が発見した「イベルメクチン」は世界各地から目覚ましい効果が報告されており、大村博士本人も特例承認すべき、と訴える。

 

「治験には時間がかかりますが、海外のデータが豊富なのだから、日本で治験をしなくてもいいのではないか。専門家が数字を出して、たしかに効いていると発表しているのだから、それをもって特例承認してほしいです。ここで使わなければ、なんのための特例承認の制度なのでしょうか。治験を待っていたら、亡くなってしまう人がいるのです」

 そう訴えるのはほかならぬ大村博士で、イベルメクチンについて説明する。

「元になるエバーメクチンという物質は、伊豆の川奈のゴルフ場近くで採取した土を研究室に持ち帰り、そこから分離した微生物から発見されました。世界中でエバーメクチン用に培養している微生物は、元を辿ればこの土からとれたのです。私が関わったのは線虫などに効くところまでで、その後、海外の多くの研究者がウイルスやがんに効くと発表しています。線虫の薬がなぜウイルスに、と聞かれますが、不思議ではありません。イベルメクチンはマクロライド系抗生物質に分類され、この系統の薬は第2、第3の作用をもつことが多いのです。風邪などに処方されるエリスロマイシンもマクロライド系抗生物質ですが、モチリンという消化を助けるホルモンと同じ作用があったり、抗炎症作用があってぜんそくなどに効いたりもします。また重篤な副作用の報告がなく、アフリカでこの薬を配っているのが医師や看護師ではなく、主にボランティアなのも、危険性がないからです。体重50~60キロの人は3ミリグラムの錠剤を3~4錠飲めばよく、これだけ少量で効くのもすごいことです」

「効かない」とする論文は見当たらない

 新型コロナに対するイベルメクチンの作用だが、

「ウイルスの増殖を抑えるだけでなく、体に働きかけ、ウイルスに感染した際の炎症を抑える作用と、免疫機構でウイルスをやっつける機能を活性化する効果もあることなども発表されています。ユタ大学の論文は情報提供会社のミスで取り下げられ、そのせいで効果を疑問視する向きもありました。しかし現実には、イベルメクチンは新型コロナに効かない、とする論文が見当たらないというほどです。ペルーでは、イベルメクチンを飲ませた州の死亡率がどんどん下がった一方、飲ませなかったリマ州では下がらず、大統領が交替して飲ませるのをセーブしたら、飲んでいた州でも死亡率が上がってきた、ということも報告されています」

感染防止、症状軽減に効果

 大村博士と一緒に、東京都医師会の尾崎治夫会長、角田徹副会長との会合に参加した、北里大学教授で、大村智記念研究所感染制御研究センター長、兼COVIDー19対策北里プロジェクト代表の花木秀明氏は、

「尾崎会長はイベルメクチンの作用機序を、非常によく勉強されていました。一緒に参加した山岡邦宏教授のもとで進めている治験への協力も、快く了承してくださいました」

 と述懐し、イベルメクチンの効果をこう説く。

「ウイルスと細胞の結合を阻害し、ウイルスが体内に入ってしまった場合も、ウイルスの複製を阻害してくれます。それができるのは、イベルメクチンが、ウイルスのタンパクを核内に運ぶインポーチンという移送物質の働きを阻害するからです。ウイルスタンパクが核内に入れなくなるので、複製できないというわけです。この二つの作用機序により、感染防止と症状軽減の双方に効果をもたらします」

「安全性は示されているが、臨床試験が不足」

 むろん、慎重な声もある。東京歯科大学市川総合病院の寺嶋毅教授は、

「すでに何十年も使われ、広く安全性が示されているのは利点でしょう。現状では自宅療養者が飲む薬がないなか、イベルメクチンは飲み薬なのも利点です。寄生虫については3ミリグラムの錠剤を1回4錠飲むとのことで、新型コロナに対しても同様の使い方になると思う。ひとたび有効性が示されれば、患者にとっても、医療機関への負担という点でも、メリットは大きい」

 と話すが、一方で「データが不十分である」と、こう説明する。

「たしかに世界各国で、新型コロナへの有効性を示唆する報告は出ています。バングラデシュでは、イベルメクチンを飲んだ集団では、ウイルス消滅までの日数が15日から4日に、入院日数が15日から9日に短縮され、死亡率が6・8%から0・9%に低下した、と報告されています。ペルーのデータでは、イベルメクチンを大量に配布した地域では、そうでない地域とくらべて発症者数、死亡者数が大きく減っています。ただ、イベルメクチンが入手しやすく使用しやすいこともあってか、データが出ている地域が南米や東南アジアなどにかぎられ、薬の有効性を示す信頼できる雑誌の論文が少ない。きちんとした臨床試験がまだ行われていないと考えています。もう一つ気になるのは、製薬会社は治験に積極的でなく、医師主導であること。すると予算がかぎられ、信頼に足る臨床試験を行うのが難しくなりかねません」

23例全てで「あっという間に治った」

 ただ、寺嶋教授は「私が知る範囲では、イベルメクチンを使用している例はわずかしかない」と言うが、実は都内にもある。

「これまで23例でイベルメクチンを使い、みなあっと言う間に治りました」

 と、元東京大学医学部講師、中目黒消化器クリニックの田淵正文院長は言う。

「23人のうち半分は、抗原検査で陽性になった人、半分程度は濃厚接触者が近くにいて、発熱や嗅覚異常などの症状でコロナ感染が疑われた人、1名はよその病院のPCR検査で陽性だった人です。症状が出てから早く飲んだ人は1、2日で、合併症がある人も3、4日でよくなりました」

 処方の仕方だが、

「私はカモスタット、クラリスロマイシンという薬と一緒に処方しています。クラリスロマイシンは風邪など上気道の疾患に使う薬で、上気道に存在する菌に広く効くといわれます。さらにこの薬は、代謝経路がイベルメクチンとまったく同じ。だから同時投与すると、細胞のなかからウォッシュアウト、つまり時間が経過しての消滅がされにくくなり、おそらくイベルメクチンの細胞内の濃度が高い状態で保たれます。その結果、強い効果が出たと思うのです。一方、カモスタットは、イベルメクチンとは異なるメカニズムでウイルスが細胞のなかに入るのを妨害します。このように作用機序の異なる複数の薬でウイルスを叩くのが基本です」

「立場上、感情で語るべきではありませんが…」

 治験はどの程度進んでいるのか。花木教授の話に登場した、イベルメクチンの治験の責任者、北里大学の山岡教授によれば、

「昨年3月に治験を計画し、始めたのは9月。ウイルスの増殖抑制効果を調べるため軽症者が対象で、240人を二つに分け、それぞれイベルメクチンと(偽薬の)プラセボを投与します。今年3月にも終わる予定でしたが延びています。11月以降、重症患者が増え、治験の対象となる軽症者が減ったからです。2月以降はまた、治験参加者が少しずつ増え、東京都も治験に協力してくれる医療機関を紹介してくれています」

 ただし、立場ゆえであろうか、山岡教授は、

「イベルメクチンは、これまで40億人が服用した薬ですが、新型コロナの患者に使って大丈夫だという保証はない。新興国で効果が出ているというデータは興味深いですが、それらの国ではプラセボ投与群との比較がされておらず、エビデンスレベルが低いのです」

 と慎重である。だが、慎重さのなかに、次のような矜持が顔を覗かせる。

「立場上、感情で語るべきではありませんが、イベルメクチンには期待しています。40億人が飲んだ薬などそうそうなく、それがウイルスの増殖を抑制することが確認されれば、すばらしい。大村教授が日本で発見したものであり、安全性や有効性は日本人が証明すべきだと思います。新興国のデータに科学的エビデンスを与えるのが、私の役割だと考えています」

感染を封じ込めたインドでも使用

 前出の花木教授に、現状の「エビデンス」について説明してもらおう。

「イベルメクチンは軽症者から重症者まで効果を発揮するとわかってきて、35の研究を解析すると、早期治療に84%、後期治療に39%、予防に90%の改善が見られました。当局が感染封じ込めを発表したインドでは、当初からイベルメクチンが服用されていました。ペルーやベネズエラ、エジプトなどではすでに国が認可しています。アメリカも少し前までNIH(国立衛生研究所)が使用に反対していたのが、推奨も反対もしない立場に転じ、1週間で5万人に処方できるようになりました。英リバプール大学のアンドリュー・ヒル教授の研究では、イベルメクチン投与群650中の死亡例は14で2・1%、非投与群597中では9・5%でした。ハーバードメディカルスクールなどによれば、投与群704例の致死率は1・4%で、同数の非投与群では8・5%。人工呼吸器装着者にかぎると、7・3%と21・3%と、さらに差が広がっています」

 日本でも医師の判断で処方は可能だが、花木教授は、

「適用外で使用して、患者さんに万一、重篤な副作用が出た場合、処方した医師の責任が問われます。それが日本での処方が進まない理由の一つではないでしょうか。自宅療養者が急に亡くなる事例も報じられ、不安にすごしている患者さんもいると思います。そういう方にだけでも配布できるようになってほしい」

 と切実に訴える。特効薬は、実は足元にあるのかもしれない。ワクチンの確保が遅れ、円滑な接種に疑問符がつくなか、特例承認してはどうなのか。安全性の確認は重要だが、自宅療養者も、緊急事態宣言下で追い詰められている人も、安全が確保されない状況に置かれているのだから。

 

 

 

 

私の意見

○一つは日本は東京五輪の開会式を7月23日が迫っている

「今の感染状況では開催は普通はない」と政府の分科会の尾身会長の

言葉を思い出している

私は、東京オリンピックについては、最低でも無観客 これ以上感染状況が拡大したら

中止すべきと考えている

 

今世界ではあちこちで新型コロナのデルタ―株がまん延し、デルタプラスも出てきている 新型コロナの変異株に多くの人が感染し沢山の死者が出ている  今世界はワクチンと戦争をしている

 

今世界の国々の大切な選手団を日本にお迎えして、日本で感染爆発になり、それぞれの選手団がそれぞれの国に帰った時、更に大きな感染爆発が起こる

東京五輪発のパンデミック それは、絶対に避けなければならない

 

 

 

○もう一つは、日本の一般接種(高齢者を含む)のワクチン2回目の接種率 7.17% 

(2021年6月28日現在)

日本政府も頑張ってはいるが、全く間に合ってはいない現状

 

このまま行ったら、感染爆発は避けられない 

 

ワクチン2回接種の加速は勿論

 

日本と世界の人たちの命を守るのに大村智博士のイベルメクチンがある

 

特別承認急ぎ、この世界的な危機をイベルメクチンで乗り切れ

 

イベルメクチンは必ずや日本と世界の救世主になってくれる