《物語のような詩》



とつには

物語のような詩も書きたいと思っていました。

物語って、小説にせよ映画にせよ長いというか、読むのに時間がかかって疲れるじゃないですか。

短編でもだいぶ長い様な気がするし、ショートショートみたいに無理にオチを創るものでもないですし。なんだかな。新しいジャンルが欲しいというか、ないから作りたいくらい。でも、「詩」という文字が好きだから、私は詩でいい。


あとはお願い、って。

ここまでは情景を提供するけどあとはご自由に、って。読者の想像力で繋いで頂ける物語が、詩で創れたらと。まぁ、丸投げなのかな?

でも、時間は大切ですからね。読者の、時間。


対して、一番嫌な詩への表現は、「言葉遊び」というもの。

少なくとも私はこの感覚で書いた詩は一つもありませんし、詩を書くという行為は時折、涙を流すことも伴います。

好きなひとを想って、振られた訳でもないのに、ぽろぽろ涙が出たことはありませんか?その感覚が、私の詩作の瞬間に似ています。

詩作とは、刹那の…。


そうだから、切なさ、なんです。

やっぱり。