「大っ嫌いなんです。今回、縁を切るつもりだったんです。次にあったら、殺してしまうかもしれない」
なかなかの破壊力のある、キーワードですよね。
利用者さんの娘さんです。
兄弟の中で、一番仲が悪い・・・・
そうは言っても・・・と思っていましたが、お父様が亡くなり、母親だけになってから、仲が悪化したようです。
「殺してしまうかもしれない」
ちょっと、ドキッとするワードですよね。
例えば私も時折「あーもう死にたい」と口に出てしまうことがあります。
本当に死にたいわけでもなく、
ただ、生きることに疲れた、とか
生きる意味がわからない、とか
無力感、とか
仕事つらい、とか
その変換だったりします。
昔は、悪代官のような上司に陰で「死ねばいいのに」と思ったこともありました。
これは、まあ、本当に思ってたかもなぁ。
今は平穏です。(^ ^)
話は戻って。
「殺してしまうかもしれない」
も何かしらの感情の変換だと思います。
『仲が悪い』の一言では片付けられない深い何かがあるのでしょう。
母は、「本当に一番頼りにしているの」
娘は、「私は都合よく使われているだけ」
母は、「ボケてきたから一人では先生の話もわからない」
娘は、「薬もらい忘れて、飲めなくてもその時はそのとき」
夫が亡くなり一人でがんばってきた母親。
小さな頃から、母親にいい思い出がない長女。
お互いの今までの人生。
とりあえず、話して気が済むならいくらでも聴きましょう。
そして、殺人事件が起こらないように、傾向と対策を・・・・
最後に、すり減った私の心をもう一度元に戻し、すり減らないように頑丈に固める・・・。
ガチガチに固めたら、やっぱり、すり減るか?
じゃあ、すり減らないように、弾力のある素材で囲ってみようか。
相手対策&自分対策
あとは、その方法ですね。
なるようにしかならない。
あきらめが肝心。
テキトー。
がんばらない。
みんな、がんばりすぎ。と最近思う。