2016年度区民委員会地方視察でした。
10月26日から28日にかけて、区民委員会の行政視察で吹田市と岐阜市に行ってきました。吹田市は、操車場跡地を活用した駅前再開発にて健康医療都市作りを進めておられます。暮らすだけで健康になれる街づくり、循環器系疾病を減らし医療費の増加を抑える意義などお話を聞かせていただきました。完成まではあと三、四年かかるそうですが、一角には予防医療を位置付けた公園を作り、予防医療のアクティビティができるようにするとも。どのような公園になるのか、完成した頃にもまたぜひ訪れたいものです。2日目と3日目は岐阜市へ。データヘルス計画について学ばせていただきました。検診受診率向上など短期間での改善状況や工夫についてお話しいただきました。視察終了後には、空き時間を利用して岐阜城へ行ってみました。来年は信長が岐阜に入城・岐阜と命名してから450年目にあたるとのこと。450プロジェクトが準備されています。さすがだなと思ったのは、交通システムがわかりやすい点です。バス停がしっかりしており、時刻表示もオンタイム。下調べは何もしていなかったのですが、スムーズにたどり着けてまた帰ってこれました。観光都市たるには、ユニバーサルデザインな交通機関の工夫が大切ですね。3日目は、みんなの森ぎふメディアコスモスへ。図書館と貸し室などの複合施設です。さすがだなと思ったのは、市民が街づくりにしっかり位置づけられていること。市民の意見から立ち上げられ、会館内の作りも子どもたちの意見や求めをしっかり聞いて反映されたそうです。図書館は市の直営です。司書さんたちによる手作りのポップや立体的な動物の工作などで、書籍が楽しく紹介されていました。働いてる方たち、仕事を楽しんでされているなぁと伝わってくる図書館でした。こういうところなら、一日中滞在していろんな本を読みたくなります。実りある、充実した視察でした。お世話になった都市の皆さん、議会事務局のみなさん、そして同行した、区民委員会のみなさん、お世話になりました。ありがとうございました!