昨日は九響の定期演奏会でした。


演目、指揮者は以下の通り


惑星つながりの2曲。

指揮者はアルゼンチン出身で、ザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルを振るなど、これからが期待される人。

今回は二期会で「魔弾の射手」を振るために来日。
オーケストラ公演は九響のみとのこと。


まずはモーツァルトの「ジュピター」。

ピリオドアプローチでした。
配置こそ、メインが「惑星」ということで、対向配置ではありませんでしたが、ノンヴィブラートで、切れ味の鋭いもの。

強弱の付け方も興味津々の、なかなか楽しいものでした。



メインはホルストの「惑星」

生で聴くのはいつ以来かしら?

それにしても、4管編成で、派生楽器も含めて珍しい楽器も多く、目でも楽しめる(?)作品だと思います。

元々パワーのあるオケなので、冒頭の火星なんかはお手の物ですが、近年は世代交替もあり優秀な若手が次々と入団し、個々の技能もアンサンブルの精度も、在京のオケにひけをとらないものとなり、その他のデリケートに作られた楽章にも見事に対応。


またこういう大規模な作品なので、全国から多くの優れた奏者の客演を受けました。

今回は九響の首席Cl奏者が急病のため降板となり、本来は3番Clで札響より客演されていた白子さんが、急遽首席Clの代演をされ、見事にその重役を果たされてました。

それだけに、終演後のカーテンコールでは、事情を知っていたお客さんだけでなく、九響の団員からも大きな拍手を受けていました。

さすがプロだと、改めて感服したコンサートでした。


九響の次回の公演は


去年からスタートした「三大交響曲の夕べ」。

こんな演目、アマオケでもやらないのでは?という胃もたれするくらいの重量級のプログラムですが、昨年は音楽監督の小泉さんの指揮で、満席でした。

今年は名誉客演指揮者のコバケンさんの登場。


さらに次回の定期演奏会は


出た、「千人の交響曲」!


なんと2ヶ月前でチケットは完売♪

福岡でこの曲が聴けるとは。
これを逃したら、私が生きている間に福岡では聴けないだろうと思います(苦笑)

もちろんチケットは確保(^-^)


この楽しみを糧に酷暑を乗り切りたいと思います。