久しぶりにブラームスのピアノ曲ということで、op.76の8つの小品から第2番の奇想曲を♪


ブラームスのピアノ作品の中でも、比較的演奏される機会は多く、アンコール・ピースとしてもしばしば演奏されますね。


むかしピアノを習っていた頃にやった数少ないブラームスの作品なので、余計に思い入れもあるのかも知れません。

いちおうh-mollにはなっていますが、譜面からも判るように曲が始まってすぐに臨時記号が頻出し、はたしてこれがh-mollの作品なの?という不安定感を感じさせます。
(曲自体もH-durで終わりますし)
またそこがこの奇想曲の魅力なのかも知れません。

左手は比較的単調な音型が続きますが、中間部のピウ・トランクィロからは、左手も活躍を始めます。

また、dolceの指示がついた右手の5連符がなんとも魅力的。

この曲の楽譜そのものには、テンポに関する指示はそんなに多くないんですが、大抵のピアニストは楽譜に書かれている以上に細かく動かして、巧みにコントロールしてますよね。
私には到底無理でしたが(^^;)


今日はキーシンで


キーシンのブラームス、なかなかいいですよ(^-^)