今日は

DGによるモーツァルトの歴史的録音BOXから、ピアノ協奏曲編を。


①ピアノ協奏曲第19番
②ピアノ協奏曲第12番
③コンサート・ロンド K.382
④コンサート・ロンド K.386
⑤ピアノ協奏曲第23番
⑥ピアノ協奏曲第13番
⑦ピアノ協奏曲第14番


①ハスキル(Pf)
フリッチャイ&ベルリン・フィル

②ウェーバー(Pf)
バウムガルトナー&ルツェルン祝祭合奏団

③④アニー・フィッシャー(Pf)
フリッチャイ&バイエルン国立歌劇場管

⑤モニク・アース(Pf)
ライトナー&ベルリン・フィル

⑥ハスキル(Pf)
バウムガルトナー&ルツェルン祝祭合奏団

⑦ホルショフスキ(Pf)
バウムガルトナー&ルツェルン祝祭合奏団


録音は1953年から1960年にかけてのもので、モノラルとステレオが混在してます。


まず、指揮者陣が渋い。

まだカラヤンが大黒柱になる前なので、当時のDGの看板指揮者だったフリッチャイや、何よりこの時期にDGに膨大な録音を残した(そして復刻が進んでいない)ライトナーの伴奏が聴けるのが嬉しい(^-^)


そして、ソリスト。

意図的か否か、見事にドイツ人を外してます。
ケンプもゼーマンもいたろうに…

さらには、ホルショフスキ以外はみな女流♪



ハスキル(かなり若い頃?)



マルグリット・ウェーバー(ストラヴィンスキーと!)



アニー・フィッシャー



モニク・アース



なかなかの陣容です。


演奏で特に気になったのは、コンサート・ロンド K.382。

通常聞き慣れたテンポからすると、かなり速い。

現行のベーレンライターの新全集の楽譜では、アレグレット・グラツィオーソとなっており、これよりは明らかに速い。

では、以前の楽譜ではどうなってるかということで、手元にあるブライトコプフの旧全集の楽譜を見てみると、これまたアレグレット・グラツィオーソ。

というわけで、この速いテンポ設定は確信犯的な、それも芸風からしてハスキルではなく、恐らくはフリッチャイによるものだと思います。


因みに、ハスキルはクーベリックとモーツァルトのピアノ協奏曲全集を作成したかったそうな。

実現していたら、不滅の名盤になったであろうに、残念!





Android携帯からの投稿