今日は
アントン・ブルックナーの命日1896年の今日、ウィーンのベルヴェデーレ宮殿の片隅にあるフランツ=ヨーゼフ帝から与えられた住居で亡くなりました。
私の留学中のアパートがこの宮殿の近所だったので、散歩がてら、よくこの住居を訪れましたが、宮殿とは言え、管理人用の建物なので、質素なもの。
それでも、晩年に至るまでなかなか世間から評価されなかったこの巨人にとって、皇帝から下賜されたこの住居は、身に余る名誉だったかも。
なにしろ、彼がウィーン楽友協会の名誉会員に推挙されたのは、死の5年前の1891年。
因みにライバルで彼より9歳年下のブラームスは、早くも1876年には推挙されてましたから、いかにブルックナーの評価が帝都ウィーンで遅かったかを示してます。
今日聴いたのは、ウィーンで初演された彼の交響曲の中で、初めて大成功を収めた第8交響曲

個人的には、古今東西あらゆる交響曲の最高峰に位置する作品だと思います


ルドルフ・ケンペ指揮、チューリヒ・トーンハレ管という名盤で

きっとブルックナーも、よもや100年後に、ウィーンだけでなく、遥か遠く極東の日本で自作が盛んに聴かれるとは、想像だにしなかっただろうなぁ(笑)