今日はブラームスの命日だそうで、カイルベルトの指揮で聴きました。
カイルベルトのブラームスと言うと、「あぁ、ベルリン・フィルと録音した第2交響曲だね」などと言う吾人がいますが、馬鹿言ってもらっちゃ困る

そんな人は、カイルベルトの録音を摘み喰いしてるだけ。
カイルベルトのブラ2と言ったらこちらでしょ


1966年12月8日のバイエルン放送響とのライブ録音。
まず録音は凄まじく良好。
最新の録音と比較しても、遜色ありません。
そして内容。
とにかく音の厚みからくる充実感がたまりません

カイルベルトというと、彼のオペラの録音を聴いたことがある方なら分かると思いますが、グイグイ引っ張っていくタイプです。
ブラームスでは、そうしたスタイルは比較的抑制されてます。
そして細やかな配慮も。
第3楽章の最後のポコ・ソステヌートを実によく守ってpで終わらせ、第4楽章のD音の入りをフワッと始めてます。
よくこのD音を無神経に鳴らす指揮者がいますが、ここはpの指示に加え、ソット・ヴォーチェの指示まで出されてます。
これをしっかり守ってこそ、第3楽章からの繋がりが活きてきます。
このコンサートのC席券を1枚貰えるなら、ラトル&BPOやプレートル&VPOのS席券10枚と喜んで交換します(笑)