久しぶりにオペラを


レオンカヴァッロ 「道化師」
カニオ…ヘルゲ・ロスヴェンゲ
ネッダ…ヒルデ・シェッパン
トニオ…ゲオルク・ハン
ベッペ…カール・ヴェセリー
シルヴィオ…カール・シュミット=ヴァルター
指揮…アルトゥール・ローター
ベルリン放送響&合唱団
1943年のドイツ帝国放送の録音。
当然、この時代なので、ドイツ語での歌唱。
タイトルも「パリアッチ」ではなく、「バヤッツォ」。

カニオを歌うのは、当時のベルリン国立歌劇場の看板テノールであったロスヴェンゲ。
イタリア・オペラを大変得意とし、硬質なハイDがTMでした。
ネッダは
ヒルデ・シェッパン当時のベルリン国立歌劇場の主力歌手で、戦後に至るまで頻繁にバイロイトに出演してました。
脇役は、シュミット=ヴァルターがベルリン、 ハンがミュンヘン、 ヴェセリーがドレスデンの各歌劇場から招かれてます。
いずれも扇情的な表現で、今日からすれば、些か時代がかったものかもしれませんが、おなじみ「衣装をつけろ」のやるせなさと言ったら、お見事

指揮のローターは、戦前戦後にわたりベルリン市立歌劇場(ベルリン・ドイツ・オペラ)の音楽総監督を務めた名匠。
ワーグナーからモーツァルト、果てはバレー音楽まで何でもござれという、伝統的なカペルマイスターでした。