先日書いた、ジュリーニ指揮のブルックナーの第7交響曲。
あるサイトを覗くと「第1楽章の最後の加速が残念」とありました。
個人的には、そこまでひどい加速とは思わないのですが…
原因は、当該箇所413小節の楽譜の指示。
改訂版とノヴァーク版は、「nach und nach etwas schneller」と書かれてます。
要は緩いアッチェレということでしょう。
対するハース版には、書かれていません。
この相違は、自筆譜に由来します。
自筆譜には、確かにきれいなドイツ語圏の筆記体で「nach und nach etwas schneller」と書かれてます。
しかし厄介なのは、これがブルックナー本人の書いたものなのか?
ハースは否定的だったので削除、ノヴァークは反対に採用しました。
さらに厄介なことに、実演に際しては、純粋なハース版あるいはノヴァーク版による演奏だけでなく、そのいわば折衷版、さらには改訂版のアイデアを入れた演奏もあり、こうなるとその演奏の版を最終的に確認するには、指揮者が使ったスコアを見る他ありません。
他に様式の問題。
この緩いアッチェレを終わらせる指示が、遂に楽章の最後まで無いのです。
楽章の最後に向けて加速し続けるのは、マーラー的語法ではありますが、ブルックナーでは異例。
一体どこまで加速するの?
あるサイトを覗くと「第1楽章の最後の加速が残念」とありました。
個人的には、そこまでひどい加速とは思わないのですが…
原因は、当該箇所413小節の楽譜の指示。
改訂版とノヴァーク版は、「nach und nach etwas schneller」と書かれてます。
要は緩いアッチェレということでしょう。
対するハース版には、書かれていません。
この相違は、自筆譜に由来します。
自筆譜には、確かにきれいなドイツ語圏の筆記体で「nach und nach etwas schneller」と書かれてます。
しかし厄介なのは、これがブルックナー本人の書いたものなのか?
ハースは否定的だったので削除、ノヴァークは反対に採用しました。
さらに厄介なことに、実演に際しては、純粋なハース版あるいはノヴァーク版による演奏だけでなく、そのいわば折衷版、さらには改訂版のアイデアを入れた演奏もあり、こうなるとその演奏の版を最終的に確認するには、指揮者が使ったスコアを見る他ありません。
他に様式の問題。
この緩いアッチェレを終わらせる指示が、遂に楽章の最後まで無いのです。
楽章の最後に向けて加速し続けるのは、マーラー的語法ではありますが、ブルックナーでは異例。
一体どこまで加速するの?