皆さん、大変遅ればせながら
あけましておめでとうございます。
今月で「ライブハウスマン」になって
ちょうど1年が経ちました。
しかし、みなさんご存知の通り
コロナウイルス感染拡大の影響を
ライブハウスは文字通り「死ぬほど」受けており、
僕がこの1年で体験した
「ライブハウス」の大変さ、しんどさ、
そして何より『楽しさ』は
まだ5%も味わってないと思います。
それでも
この1年を通じて、
ライブハウスで働ける喜び、
音楽の仕事に関われる幸せは
今までの人生で1番感じることができました。
周りからみたら
「なんで早く辞めないんだ」「続ける意味があるのか」
と思われているんだと感じますし、
実際にそんな言葉を頂いたこともありました。
それ以上に
「セカンドクラッチがなくなってほしくない」
と思って下さる人の気持ち、言葉、
支えてくださる皆さんの支援、
イベントがなくてもご連絡をくださる
音響さん、イベンターさん、スタッフさん、
そしてこの大変な状況の中
出演してくださるバンドさん、アーティストさんの気持ち、
ありがたさ、大切さの方が
断然僕の中で大きいものでした。
この1年で
「セカンドクラッチを辞めたい」
「ライブハウスに居たくない」
と思ったことは、コンマ1秒たりとも
有りませんでした。
先日発表された通り
30年以上ライブハウスマンとして生きてこられた
中井さんが来月末にてセカンドクラッチから
退任される運びとなりました。
僕をバンドマンとして育ててくれた場所。
「ナミキジャンクション」「セカンドクラッチ」を
創り、守ってこられたのは
中井さんです。
その意志、思いを継いでいく
なんてことはとても烏滸がましくて言えません。
「セカンドクラッチ」という大切な場所。
「ライブハウス」という歴史ある沢山の人の笑顔を
生んでくれた場所。
この場所を守るために。
「ライブハウスマン」として。
「セカンドクラッチマン」として。
2021年、
決意新たに
一歩一歩地を踏みしめて
精進していく所存です。
2020年、
支えてくださった皆様、
本当にありがとうございました。
2021年も、
何卒宜しくお願い致します。