オーストラリア（豪州）
AFCに移ってきて以来、アジア最強のライバル国の１つであります。前回、アジアカップでもPK戦までもつれる死闘を演じました。韓国戦に続いて、厳しい試合になると思います。豪州は韓国と、グループリーグで引き分けております。
◎ポゼッションの日本、カウンターの豪州
ゲーム展開は、ある程度予測できます。豪州は日本に対して中盤の制圧力やスピードはありません。おそらくは、守りの重点を低い位置に設定してくるでしょう。そして奪ったら、ロングフィードやスルーパスを使い、一気にゴールを陥れる戦い方をしてくると思います。割と、ヨルダンなどと似た戦い方をすると言えます。
一方の日本は、中盤で遠藤や本田がタメを作り、サイドの選手が次々追い越して、多人数でゴールを攻略する戦い方になるでしょう。今日のゲームに出場しそうな藤本がどこまで、ゴール前で機能するかがポイントとなると思います。
◎若さと成熟さ
豪州は世代交代が大きく進んでおらず、ドイツW杯のときのメンバーが多く残っています。経験値が高く、その部分で彼らは優位に立ちます。しかし、主力が30代ばかりなので、こういった短期決戦では最後に足が止まる可能性もあります。どちらが出てくるかで、結果も変わってくるでしょう。日本にとっては、長い目で学ぶべき点の多いゲームになるのではないかと思います。
戦術的な鍵は、サイドの攻略です。
韓国戦でも、韓国がサイドの守備を固めた後に日本の攻撃が停滞しました。この戦術を豪州がとってくる可能性があります。私に分かるのですから、オジェックにも分かるでしょう。ちなみに、私はレッズファンとして彼が好きではありません。レッズ低迷期を作った張本人が彼ですから。
もし、リード奪うことができたなら、後半途中から細貝の出番であります。もし、日本が優勝できた場合、その瞬間ピッチにたっている可能性が高いでしょう。
◎全体的に日本が有利
コンディションのピークを大会後半に持ってきた日本の方が有利と思います。香川がいないのは残念ですが、ゴール前でスピードある攻撃ができている今のチームであれば、豪州DF網を突破できると考えました。ザッケローニ監督の速攻戦術は、豪州にはこたえるでしょう。
もちろん、ロングフィードからのカウンターを食らわないことを前提ですが、日本は優位にゲームを進めて勝てる妥当性があると思います。
あとは気合いであります！
より勝ちたいと思った方が勝つでしょう。
頑張れニッポン！