4月9日(日)はZIGGYのデビュー30周年記念ライヴを観に神戸 VARIT. へ行って来ました!
日曜日である事や、今回のツアーが10都市しか回らない事もあり、この日のチケットはソールドアウト!
「ZIGGY」の看板はやはりデカいなぁ~!
2014年の「結成30周年記念ツアー」は森重さんが当初思い描いていた編成とは違う形になり、外野から見る限りでは盟友であり最大のライバルである戸城憲夫さん(B)とタッグを組んでいる様に見えたが、実情は違っていた様で最終的にはツアーが始まる前に森重さんが「一人ZIGGY宣言」を行い、中途半端な立場だった松尾宗仁さん(G)とJOEさん(Ds)が正式に脱退。
「ZIGGY」の看板に期待していたファンにとっては、疑問符の付くツアーとなった感は否めない。
俺は森重さんの信者なんで、森重さんが歌える場所があればZIGGYだろうがソロ名義だろうが何でもウエルカムなのだが…。
昨年のバースデーイベントでMORISHIGE, JUICHI BAND(以下 MJB)のメンバーをそのままサポートメンバーとして起用し、「ZIGGY=森重樹一」としてプレライヴを行ってはいるが、フルスケールの全国ツアーは初めて。
今回のツアーにはサポートメンバーとしてMJBでお馴染みのカトウタロウさん(G)、佐藤達哉さん(Key)、最近はMJBの清さん(B)とのコラボで森重ファンに名前が浸透しているOmega Drippのハイパー・ドラマー・CHARGEEEEEE…さん、そのCHARGEEEEEE…さんとFemme Fataleでリズム隊を組んでいたイケメン・ベーシスト・Toshiさんが参加。
久しぶりに2階を開放している事もあり、1階フロアはフルハウスながらパーソナルスペースが保てる位に見やすい状態でした。
定刻を3分程過ぎて場内が暗転、クラッシクのスタンダードナンバー「威風堂々」がSEで流れるとフロアから手拍子が起こり、バンドのメンバーが登場!
最後に、前日名古屋で購入したと言うスタッズ付きのレザーベスト着用で首に赤いバンダナを巻いた'80sヘアメタラーの様な森重さんが登場!
カッコイイ~ !!
森重さんの「VARIT~! We are ZIGGY~ !!!」の咆哮からデビュー30周年記念シングルに収録された新曲「CELEBRATION DAY」でライヴがスタート!
続く「赤の残像」では森重シャワー連発!
続く「赤の残像」では森重シャワー連発!
「BLOND 007」収録のヘヴィーなリフから始まる「LET THE MUSIC PLAY」はライヴで聴くのは初めてで、個人的にフェイバリットチューンの「HEAVEN AND HELL」収録のスピードナンバー「AGAIN」が続く!
「VARIT!久しぶりのZIGGYです!最後まで R&Rカマシます !!」
と森重さんがオーディエンスを煽り、「それゆけ! R&R BAND」、「MAKE IT LOUD」、「マケイヌ」、「LAZY BEAT」と言った、イケイケのクラッシックナンバーを連発!
もう、汗だくです(笑)!
「ZIGGYです!ツアー3日目神戸、ソールドアウトです!ありがと~!!
思いっきり汗かいて帰って下さい!
これ(ベスト)昨日買ったばかりで、どうしても今日着たくて着たんだけど、もうドロドロでダメ(笑)。」
と、森重さんが話すと、フロアの女性客から「ちょうだい!」の声が。
「何でも欲しがるんじゃないよ(笑)!
でも、俺が与えるモノは与えて、皆んなから貰えるモノは貰って帰りたいと思います!
皆んなの歌える曲を用意して来ました!ZIGGYの曲は知ってるだろ !?」
と、一緒に歌う様促し、ヒットシングルの「STEP BY STEP」でオーディエンスが合唱!
続けて、「HOT LIPS」収録のブルージーな「HIGWAY DRIVING NIGHT」がプレイされる!
この曲もライヴで初めて聴きました!
「ご機嫌なR&Rナンバー行きます!」と森重さんが叫び、Toshiさんがハノイの「Motorvatin'」のイントロを弾き「FEELIN' SATISFIED」に繋がる。
森重さんが目をこすりながら
「コンタクトが曇って、何も見えね~(笑)!
昨日の名古屋は、これまでで一番サイコーじゃねぇかって位盛り上がりました。
でも、俺の思い出として、神戸の方が盛り上がったってならなきゃヤだ(笑)。
このツアーを振り返った時、神戸がハイライトだったって思えるライヴにしようぜ!
俺と一緒に声が枯れるまで歌ってくれるかい !?」
と、オーディエンスを煽り、メロディアスな「TOKYO CITY NIGHT」がプレイされ、フロアのファンがそれに応える!
バラードの「Silent Eveを待ちながら」での森重さんの美声に酔いしれた後、大ヒット曲の「Jealousy」が続く。
「皆んなが集まってくれたんで熱気が凄い!
湿度が上がって不快指数が高いねぇ~(笑)!
でも、俺は不快指数が高くなる程、愉快になるんだよ!
(喉のケアで)ミスト撒かなくてもイイしね(笑)。」
と森重さんが集まったファンに感謝した後、各メンバーの自己紹介タイム。
注目を浴びたのは、やはりCHARGEEEEEE…さん!
彼の強烈なZIGGY愛で、ファンの心を鷲掴みにしたんではないでしょうか(笑)?
「CHARGEEEEEE…の事は10年以上前から知ってて、いつか一緒に演りたいって思ってた。
TVの収録の時、英二のスケジュールが合わなくて、そこで初めて実現したんだけど、それが最高でね、ZIGGYを演る時はコイツと演ろうって決めてた。
で、CHARGEEEEEE…がToshiを連れて来てくれてこのメンバーが揃いました。
そして、このメンバーでスタジオに入って音出してみて『やっぱりZIGGYは最高じゃねぇか!』って思えたよ!今夜も熱い夜にしようぜ!」
と森重さんが今回のZIGGYのメンバー編成について語り、後半戦に突入!
人気の高い「Guilty Vanity」、「HEAVEN AND HELL」、「Forever Wild」、「La Vie en Rose」とアップテンポの曲を連発!
「La Vie en Rose」は最近のライヴでの定番のSNAKE HIP SHAKESバージョンではなく、オリジナルの構成でした。
佐藤さんのピアノイントロから「DON'T STOP BELIEVING」、「928」、「I CAN'T STOP DANCIN'」を連発、初期の名バラード「BURNIN' LOVE」がプレイされ森重さんの煽りで大合唱!
メロディアスな「蒼ざめた夜」でも合唱は続き、本編ラストの「GLORIA」では、勿論大合唱!
アンコールに応え森重さんが登場し、各メンバーを個々に呼び込み、最前列のファンにスマホを渡し2ショット写真を撮影させました。
その際に、森重さんがToshiさんの頬にキスしたのを観たCHARGEEEEEE…さんが「俺は ジェ~ラシィ~♪」とチャチャを入れ、場内大爆笑!
その後、森重さん、CHARGEEEEEE…さん、佐藤さん、タローさんの頬にもキスをして、フロアの女性ファンから「ジェ~ラシィ~♪」の声が上がってました(笑)。
シングルヒットした「ONE NIGHT STAND」で合唱した後、最強のR&Rナンバー「WHISKY, R&R AND WOMEN」がプレイされ、間奏部で掛け合いが行われ大盛り上がり!
横浜、名古屋を超えられたかな(笑)?
セカンドアンコールでフリル付きの白いブラウスに着替えた森重さんが
「ZIGGYの2017年の新曲を聴いて下さい。」
と静かに語り最新シングルに収録された「静寂の音がただ青過ぎて」、そして「KOOL KIZZ」収録の「DON'T YOU LEAVE ME ALONE」とバラードを連発。
後者は、ずっとライヴで聴きたいと思っていた曲で、RCサクセションの「多摩蘭坂」を彷彿させるアレンジが大好きです。
そして、27年前のリリース時よりも艶のある森重さんの美声に改めて感動!
森重さんがアコギを掲げ「STAY GOLD」がプレイされ、オーディエンスが合唱し盛りあがりました!
サードアンコールでツアーグッズのパーカーを着て登場した森重さんが「もうちょっとR&Rしようか!いいかいVARIT!」
と叫び、初期の代表曲「BORN TO BE FREE」、「I'M GETTIN' BLUE」を連発、そして最後に森重さんが上半身裸になり「EASTSIDE WESTSIDE」がプレイされ3時間を超えるライヴが終了!
「皆んなありがとう!秋にはアルバムを出して、また神戸に戻って来ます!その時まで待ってて下さい!」
と森重さんが神戸のZIGGYファンと再会を約束し、カーテンコールでメンバー5人が並び深々とお辞儀をした後、「ZIGGY最高!」を合言葉に記念撮影が行われました!
最新シングル「CELEBRATION DAY」のレコーディングでは満園英二さん、清さんを起用したが、ソロ名義のMJBとの差別化を図る為、ZIGGYのツアーメンバーとしてCHARGEEEEEE…さん、Toshiさんを起用したのだろうと思っていましたが、実際に「ZIGGY」のライヴを体感して、2014年のツアーよりも明確に未来志向である事が伺えたし、何と言っても森重さんがCHARGEEEEEE…さんに惚れ込んだ理由が解りました!
CHARGEEEEEE…さんの言葉を借りるなら「ZIGGY、ヤベェよ!」
…マジで !!!
森重さんのいちファンとして、「ZIGGY」と「森重樹一」の活動を平行して行って貰い、1回でも多く関西圏にライヴをしに戻って来て欲しいです!
ZIGGYのツアースケジュールは下記の通り!
ZIGGY TOUR 2017
4月13日(木)石川・金沢Million City
4月15日(土)福岡 DRUM Be-1
4月16日(日)熊本 DRUM Be-9
4月21日(金)北海道・札幌KRAPS HALL
4月23日(日)宮城・SENDAI CLUB JUNK BOX
4月28日(金)大阪・アメリカ村 BIG CAT
4月29日(土)東京・EX THEATER ROPPONGI
4月15日(土)福岡 DRUM Be-1
4月16日(日)熊本 DRUM Be-9
4月21日(金)北海道・札幌KRAPS HALL
4月23日(日)宮城・SENDAI CLUB JUNK BOX
4月28日(金)大阪・アメリカ村 BIG CAT
4月29日(土)東京・EX THEATER ROPPONGI
ZIGGY、森重樹一に興味のある人は、もし、都合がつく様なら絶対に観ておくべきツアーです!
ZIGGY @ 神戸 VARIT. (2017.04.09.) セットリスト
SE. 威風堂々
1. CELEBRATION DAY
2. 赤の残像
3. LET THE MUSIC PLAY
4. AGAIN
5. それゆけ! R&R BAND
6. MAKE IT LOUD
7. マケイヌ
8. LAZY BEAT
9. STEP BY STEP
10. HIGWAY DRIVING NIGHT
11. FEELIN' SATISFIED
12. TOKYO CITY NIGHT
13. Silent Eveを待ちながら
14. Jealousy ~ジェラシー~
15. Guilty Vanity
16. HEAVEN AND HELL
17. Forever Wild
18. La Vie en Rose
19. DON'T STOP BELIEVING
20. 928
2. 赤の残像
3. LET THE MUSIC PLAY
4. AGAIN
5. それゆけ! R&R BAND
6. MAKE IT LOUD
7. マケイヌ
8. LAZY BEAT
9. STEP BY STEP
10. HIGWAY DRIVING NIGHT
11. FEELIN' SATISFIED
12. TOKYO CITY NIGHT
13. Silent Eveを待ちながら
14. Jealousy ~ジェラシー~
15. Guilty Vanity
16. HEAVEN AND HELL
17. Forever Wild
18. La Vie en Rose
19. DON'T STOP BELIEVING
20. 928
21. I CAN'T STOP DANCIN'
22. BURNIN' LOVE
23. 蒼ざめた夜~Too Fast to Live,Too Young to Die
24. GLORIA
Encore 1
25. ONE NIGHT STAND
26. WHISKY, R&R AND WOMEN
Encore 2
27. 静寂の音がただ青過ぎて
28. DON'T YOU LEAVE ME ALONE
29. STAY GOLD
Encore 3
30. BORN TO BE FREE
31. I'M GETTIN' BLUE
32. EASTSIDE WESTSIDE