映画 ヘヴンズストーリー 公式ブログ ~ヘヴンズ一家10年日記~
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『ヘヴンズ ストーリー』2019年アンコール上映決定@K's cinema

公開から10年目を迎えた瀬々敬久監督の傑作『ヘヴンズ ストーリー』

新宿・K's cinemaでの毎年恒例アンコール上映が決定しました!

今年は最後の35mmフィルム上映ですので、お見逃しなく👀

 

 

 

【上映日程・詳細】

◆12月14日(土)~12月20日(金)

◇上映時間:16:30~21:30(途中10分休憩あり)

◆入場料:一般:2000円/学生:1500円/シニア:1200円

 

 

※初日舞台挨拶も決定!

登壇者は決定次第こちらのブログ、公式Twitter、劇場HPにて更新いたします。

 

12/21『ヘヴンズ ストーリー』アンコール上映最終日!トークショーレポート

去る12月21日金曜日、新宿・ケイズシネマにて8年目の『ヘヴンズ ストーリー』アンコール上映が最終日を迎えました。

『ヘヴンズ ストーリー』でタエ役を演じた菜葉菜さん、そして瀬々敬久監督のトークショーは、笑いが絶えない和やかな雰囲気に包まれながら、公開から長い年月を経た感慨もあるトークショーでした。

 

・撮影時のエピソード

映画を観ると月日を感じる、と菜葉菜さん。一年半にわたる撮影を振り返ってお話しいただきました。

菜葉菜さん:役者を初めて辞めたいと思いました。監督が求めているものを出せない自分に悔しさ、モヤモヤしたものがあって。今はその経験が自分を作ってくれたと思います。実際には他の仕事もしていたと思うのですが、自分の中ではこの仕事しかしてなかった感覚があります。

瀬々監督:どういうところが厳しかったですか。

菜葉菜さん:絶対憶えてるでしょ笑。そこまで(厳しく)言ってくれる監督も初めてだったし、一年半同じ役を演じるという経験が初めてだったということもありますけど。ギターを練習して、監督にお披露目した時に、監督は満足そうじゃない顔をしていたんです。
その後みんなでご飯を食べる機会があった時、監督に上手く弾こうとしてたでしょ、上手く弾かなくていい、思い切りやってくれれば良いんだよ、と言われて。それだけなら良いんですけど、菜葉菜さんは人から好かれたいと思ってるでしょ、君はそんな性格よくないでしょ、と言われたんです!
監督には私の気持ちなんてわからない!と泣いたら、監督はいつもの感じでワッハッハ、と大笑いしたんですよ。それだよ!その顔だよ!それでいってほしいんだよ、タエも、と。

瀬々監督:ご無礼失礼しました笑

菜葉菜さん:愛のムチですよね。

 

・年月を振り返ると

『ヘヴンズ ストーリー』が公開してから9年目。その年月を振り返ると、様々な変化があります。

菜葉菜さん:9年もあると色々ありますよね。大事なひとを亡くしたり…。『ヘヴンズ ストーリー』では色々な立場の人がいて、怒りや悲しみをどこにぶつけたらいいのかも、本当に様々。当時もしそういうことを経験してたら、演技も変わっていたかもしれないです。

 

 

その後、アンコール上映に連日ご来場いただいていた山崎ハコさんにもご登壇いただき、8年目のアンコール上映は幕を閉じました。映画が公開してから長く経っているにも関わらず、何度も劇場に足を運んでくださっている方も、初鑑賞の方も、劇場には来れないけれど応援して下さっている方も、ありがとうございます。

 

平成が終わっても、『ヘヴンズ ストーリー』アンコール上映@ケイズシネマは終わらない!?

また来年、劇場でみなさまにお会いできることを願いつつ…✨

おつかれさまでした、そしてありがとうございました!

 

#瀬々敬久 #菜葉菜 #ケイズシネマ #ヘヴンズストーリー #菊とギロチン #映画

12/20(木)『ヘヴンズ ストーリー』トークショーレポート

 
12/20(木)の上映後、『菊とギロチン』で大杉栄を演じた小木戸利光さん(俳優、アーティスト)と、同作の評伝小説(「菊とギロチン ーやるならいましかねえ、いつだっていましかねえ」)を書いた栗原康さん(政治学者)、そして瀬々敬久監督にご登壇いただきました。

小木戸さんと栗原さん、お二人のお話を中心にトークを振り返っていきます🎤
 
・アナキズムという視点から見た『ヘヴンズ ストーリー』
アナキズムがご専門の栗原さん。「今死ぬつもりで生きると、死を目の当たりにした時に生への高揚感がある」と『菊とギロチン』に触れながらお話しいただきました。
栗原さん:(『ヘヴンズ ストーリー』『菊とギロチン』における)“復讐”も同じで、復讐することが生きがいのようになる。でもいざ復讐を実践してみると、相手を物のように扱い、こちらが支配者(=権力)になってしまうんです。暴力が権力に変化してしまうところから自分の身をずらそうとする、そういう自分から脱皮していこうとするのがアナキズム。アナキズムという視点から観ると、『菊とギロチン』とセットで観てみても面白いと思います。
 
・映画の人物に自分自身を見る
小木戸さんは若松孝二監督の『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』にご出演。
6,7年前の『ヘヴンズ ストーリー』アンコール上映@ケイズシネマを観に来た際、瀬々監督と知り合ったそうです。若松監督、そして瀬々監督の映画から感じたことをお話しいただきました。
小木戸さん:久しぶりに今日『ヘヴンズ ストーリー』を観て、あらゆる人物の中に自分自身を見ました。ひとりひとりの人物のことを、こういう心って本当にわかる、何かの力でふっと越えてしまったら自分がそこに行ってしまう、と…。
若松さんの現場はドキュメンタリーのようでした。演出が厳しかったです。今思えば、自分たちが本当に動揺しているようなところを狙って撮っていたと思います。『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』『ヘヴンズ ストーリー』どちらの映画にも、自分自身を見ました。
 
お二人の視点ならではのお話がとても印象的なトークショーでした✨
 
****
今年のアンコール上映、本日最終日です!
上映後にトークショーもございます!
 
・12/21(金)15:30上映後
【ゲスト】
菜葉菜さん(『ヘヴンズ ストーリー』タエ役)×瀬々監督
 
平成最後『ヘヴンズ ストーリー』アンコール上映@ケイズシネマ
是非お越しください🏃‍♀️🏃‍♂️
 
#瀬々敬久 #菜葉菜 #小木戸利光 #栗原康 #ケイズシネマ #ヘヴンズストーリー #菊とギロチン #映画
 

12/18『ヘヴンズ ストーリー』トークショーレポート

12/18(火)『ヘヴンズ ストーリー』上映後
森達也監督瀬々敬久監督によるトークショーを行いました!
 

・瀬々監督の映画について
映画はよく予定調和、ご都合主義だと批判されるが、『菊とギロチン』や『ヘヴンズ ストーリー』は内側から物語を壊そうとしている感じがする、という森監督ならではのご感想。それに対し、日本の説話集のような物語にしたかった。近代主義的なヒーローがいる近代的なストーリー仕立てとは違うものにしたかった、と瀬々監督。
 
・犯罪と社会
『ヘヴンズ ストーリー』で山崎ハコさん演じる恭子がミツオに言う台詞と、森監督著「死刑」の関係についてのお話も。単純に割り切れない死刑という制度が人の心を揺るがすことについて、森監督にじっくりお話しいただきました。
犯罪が起こるときは個人と個人に起きるけれども、実際に犯罪を起こしてしまった時点で社会的な人間になってしまう。社会と個の揺れ動きが、ヘヴンズストーリーにおける物語を破壊していく動きに繋がったのかもしれないという瀬々監督自身の考察も。
 
 
最後はご来場いただいていた山崎ハコさんにもご登壇いただき、演技、そして映画についてお話しいただきました。
瀬々監督と森監督、それぞれの視点から語られる映画、そして社会の話に様々な思いが巡る奥深いトークショーでした。
 
残すところ上映もあと3回、12/21(金)までの上映!
明日、明後日とトークショーもございます!
 
■トークショー詳細
※両日15:30上映後に行います。
 
・12/20(木)
【ゲスト】
小木戸利光さん(俳優、アーティスト)、栗原康さん(政治学者)×瀬々監督
 
・12/21(金)
【ゲスト】
菜葉菜さん(『ヘヴンズ ストーリー』タエ役)×瀬々監督
 
お見逃し無いよう、是非劇場へお越しください✨

#瀬々敬久  #山崎ハコ #森達也 #小木戸利光 #栗原康 #ケイズシネマ #ヘヴンズストーリー #菊とギロチン #映画
 

12/17(月)『ヘヴンズ ストーリー』上映後トークショーレポート

 
12/17(月)上映後トークショーでは、
相澤虎之助(空族/脚本家、映画監督)さんと瀬々敬久監督にご登壇いただきました!
ご来場ありがとうございました!
・自主製作へのこだわり
お二方に共通している自主製作、という映画作りへのこだわり。なぜこだわるのか、大きな理由にも共通点があります。それは“好きなように自由に撮れる”こと。
お二人が組んだ2018年公開の『菊とギロチン』(共同脚本)も自主製作です。『ヘヴンズ ストーリー』の場合は、長期間にわたる撮影により四季を撮ることができ、その撮り方、俳優さん、スタッフたちに支えられた映画だ、と瀬々監督。
 
 
・個と社会
また『ヘヴンズ ストーリー』の内容については、個対個の物語だったが、現在の世の中の状況は社会対個になっているという瀬々監督のお話に対し、世の中ってこうだよね、というものに食われたくない、個人的に生きたいという相澤さんの言葉も。あまりにも社会のせいにしなさすぎる、間違っていても良いからもうちょっと社会のせいだと言おう!という気持ちで初めは撮っていた、と明かしました。
 
 
・お客様より質問
Q.人形を使う意図、着想は?
瀬々監督:元々人形は使いたいと思っていて、百鬼どんどろさんが演じているのを見て感動した。百鬼どんどろさんは“人形というのは器、その器の中に入ることで変わっていけるという発想の持ち主。そこに映画と通じるものがあった。生きるということにおいて器があって、そこに入り込むことによって色々なふうに変化していく。生と死の間を往復する感じが映画に合っている気がした。死んでいるようなものが再び生に至るというイメージ。
 
こちらに書ききれないほど興味深いお話が沢山のトークショーでした!
 
上映、トークショーまだまだ続きます。
★今後の予定
⏰各日15:30上映終了後よりトークショー
 
・12/18(火)
【ゲスト】
森達也さん(映画監督、作家)×瀬々監督
 
・12/20(木)
【ゲスト】
小木戸利光さん(俳優、アーティスト)、栗原康さん(政治学者)×瀬々監督
 
・12/21(金)
【ゲスト】
菜葉菜さん(『ヘヴンズ ストーリー』タエ役)×瀬々監督
 
是非劇場へお越しください!
 
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