■所在地 福井県福井市大手  ■遺構 石垣・郭・水堀 ■城のタイプ 平城 ■築城者 結城秀康 

福井城は、徳川家康の二男・初代福井藩主・結城秀康が慶長11年(1606)に築城し、約270年間17代にわたり越前松平家の繁栄の舞台となった名城。築城当時は高さ37m・四層五重の雄大な天守閣と三重の堀をもっていたと言われますが、大火で焼失。現在では石垣と堀の一部だけが残されています。また、福井の名の起こりとなったという「福の井」と呼ばれる井戸跡が天守台下にあります。

 



 









 



 

 



(1)御廊下橋と虎口、(2)御廊下橋と虎口、(3)東南側の石垣と内堀、(4)山里口御門、(5)中から見た山里口御門、(6)結城秀康像、(7)天守台内部、(8)天守台石垣と内堀、(9)天守台石垣と内堀、(10)舎人門、(11)養浩館庭園

リニューアル記事3回目です。県庁と城跡のコラボですが、角砂糖のような打ち込み接ぎで積まれた本丸石垣と広い内堀が見所の城です。復元された御廊下橋と山里口御門は、なかなかいい感じです。近年、三層櫓の坤櫓が復元されるのが決まったのですごく楽しみにしています。