俺も客っすよぉぉぉー
助手席で私の電話のやり取りを聞いていたコザルが言う
サーフィンに行く道中の話し
初めてのお客さんと車中で電話でストックボードについて会話した
あまりにも丁寧な対応だったため、
コザルが
初めて聞きましたよ!
そんな大人な対応できるんっっすかー
だったら俺に対する対応はなんなんっっすかー
ボード何本買ったと思ってんっっすか
俺も客っすよぉーーーーーーー
とわめきだした
あのな
おまえツレみたいなもんやないか
今の電話の向こうの人、顔の見えない上での初対面やぞ
社会人として当たり前の対応しただけや
大企業で課長代理やった人間なんやからそういう大人な対応できて当たり前やろ
私という人間、まわりから一体どのように思われているのだろうか…
このネットという媒体を通して、私は製作物を発表し、サーフィンのやり方や意味を発信させて頂いている
その中で、やはりインパクトを残そうとか、心に響いて意図を伝えようとかという思いもあり、常日頃より辛辣な文章でワルモノになって本音を伝えている
そういう事もあり、初めて私とコンタクトを取りボードを買っていただいたりオーダーいただいたり見積もり依頼をいただいたりする時、
みなさん私と会った後に必ずと言っていいほどこう言う
いやあ、どんな人かと思ってましたが…
えっ
何なに
その続きは?
まあ想像するに、その対義語なんで
ごく
フツー
のおっさんでしたね
という流れになるんだろうなと察する
そうなのだ
私は社会性のあるごく普通の人にすぎない
ただ散弾銃をぶっ放したい欲望や、金属バットを振り回したい願望は常にあり、少しだけ少しだけ悪い部分も持っていることは否めない
しかし、それは人間誰でも持っている少しの悪の部分にすぎないのだ
わかっていただけますか?
ここ、あなたにもあり、書くか書かないかだけの差だと言うことを
そもそも、いつも書いている辛辣な文章も愛があってこその内容だと思っている
みなさんがサーフィンが上手くなるためではない
サーフィンが上手くなって、
その次に見えるもの
その奥深いところにある面白さを知って感じて
素晴らしいなと思ってもらえたらいいなと思って書いている
また、それを叶えるためのボードを私は作っている
愛のない暴言はただの言葉の暴力だ
ボードの作り方にしても、ヒントを世にばら撒いている
谷に突き落としたライオンの子供は何匹這い上がってくるのか楽しみにしている母ライオンみたいなものだ
私と何度もやり取りしていただいたお客さんはもうすでにわかって頂いていると思うが、そんな変なやつではないことを今日は書きたかった
コザルにもらったTシャツ