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Ⅳ.ボランティア業務の種類
9.スタート係
・選手のスタート直前に関わる大切な業務です。
委員会側(大会運営側)の役目のお手伝いです。
・大きな大会では競技委員などが行いますので、
ボランティアがスタート係を担当することは
なくなりました。
それでもローカルな大会では担当する機会も
ありますので準備をしておきましょう。
・この業務は、アテスト業務とセットで担当する
ことが多いですね。
・スタートティ(1番･10番)横のスタートテントも
大会規模によってさまざまです。
[Ａ] ゴルフ知識の必要度
{必要}(ラウンド(プレーすること自体)に
関する知識は不要ですが、選手が
スコアをつける方法やスコアカードに
ついて理解しておきましょう｡)
[Ｂ] 主たる業務
・以下の業務を全てボランティアが行う
わけではありませんが、スタートテントで
行われる手続きを記載します。
①基本的なルールやローカルルールなどを
説明します。
プロの試合では、プリファードライなど
当日追加されたルール説明に限られると
思いますが、アマチュアの試合では
比較的細かい説明も行われるようですね。
②選手確認を行い、スコアカードを渡します。
通常はペアリングの順番に、下段の名前の
選手が上段の選手のマーカーになります。
写真の例では、森井あやめ選手のマーカーが
辻岡愛理選手になります。
スタート係は、森井あやめ選手のスコア
カードを｢森井選手のマーカーをお願い
します｡｣と言って、辻岡選手に渡します。
同様にして各選手にスコアカードを
渡します。
このように、試合では辻岡選手が森井選手の
スコアカードを預かってそのスコアをつけて
いきます。
スコアカードにはミシン目で切り離すことが
できる部分があり、そこには辻岡選手が
自身のスコアを記入していきます。
③各選手とキャディにピンシートを渡します。
大きな試合では、テーブルにティが置いて
あります。
選手たちはいつ用に応じてティをつかみ
取っていきます。
※そのほかにジュニア大会では、ゴルフ規則の
携帯、ドレスコードのチェック、1人2個
以上のボールでの各選手ボール確認、目土袋
の携帯などのチェックがあります。
ゴルフ規則は最新版の携帯が必要ですが、
発行間もない年度末(3月末)までは前年の
ゴルフ規則でもよいとのことです。
[Ｃ] コツ･気をつけること･面白み
①スタート前です。明るく選手にあいさつ
しましょう。
②スコアカードを渡す際に選手名が
わからなければ、遠慮なく尋ねましょう。
[Ｄ] 余裕があれば(必要に応じて)して
ほしい業務
①選手と直接関わる業務です。
担当業務に集中すればよいと思います。
｢よけいなことはしない｡｣ということ
でしょうか。
[Ｅ] しないほうがよい行動･するべきでは
ない行動
①集中していたり緊張している選手もいます。
不要な会話は避けましょう。
・次回は｢アテスト係業務の内容｣について
記載します。
●これまで経験してきたゴルフボランティア活動で見て
聴いて体験したことをなるべく初心者目線で記載して
います。
また、｢こんなボランティアになれたらいいな｡｣という
個人的に考える｢あるべき姿｣も少し記載したいと
思います。
記載内容に誤りがあったり、経験者の方からの
ご意見なども伺いたいと思いますので、このブログの
コメント欄または以下のアドレスまで連絡を
いただけると幸いです。
golfvolusherpasince20230210@gmail.com