私の今回の成果は
V10を2本登ることが出来ました。

V10は三段くらいです。

一つは Finger Hut 
これは、5年前と3年前に行ったときにやりましたが
出来ずに敗退した課題をようやく登ることが出来ました!
念願の課題です。

Finger Hutは、V10の中ではすごくきれいな課題で、
ジョーズバレーでは有名な5つ★課題です。

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傾斜も130度くらいときつく
指に負担の来るカチカチ課題です。


他のyou tube画像 やDVDで登るクライマーと
私はずいぶんムーブも違う感じです。



パワーと指力がいる課題です。

足も悪くないので、
ジムナスティックなクライマーには
簡単に登れるかも知れないですね。


私は、意外といやでした。

最後、下り口がないので、
高いスラブをクライムダウンします。


そして、もうひとつは、
Resident Evil V10
Black Lung V13の右となりにあり、
有名なV10課題です。

かなり、フルリーチ・・・。


2手目の左手の寄せが核心です。


上部は
みんなキャンパシングのようにパワフルにこなしているのですが
私は、都合のいいホールドを見つけてしまい、
女の子ムーブで簡単に処理してしまいました。



とにかく、この2つV10というのはなかなかなかったので、
満足いく結果でした。


ジョーズバレーは、傾斜の強い課題が殆どなく、
V10でわたしが登れるような課題はこの2つでした。

傾斜が緩くなればなるほど、
リーチがないと、きつい課題が増えてきます。
尋常ならぬ脚力と腕力があれば別ですが・・・。

ジョーズはそういった課題が多い。

自分の中で、「いつかがんばれば登れる」と言う課題がなく、
「登れる」と「死んでも登れない」
ときっちり分かれてしまいます。


他のV10は、とにかく、恐ろしく遠い・・・。
Trent's MamV10なんかは、同じグレードなのに、
リーチが足りなくて困ったと思うような課題が
いまだかつて一度もないという
うちの相棒175cmも、
大変苦労してました。

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Trent's MamV10

私は、この距離は「死んでも無理」な課題の一つです。

写真だとなかなか距離が伝わりにくいですが。


しかし、Trent's MamV10はジョーズバレーで1,2を争うくらいの
素晴らしい課題です。

もう一つは、Jitterburg PerfumeV11
ひと目みたら、絶対に登りたい衝動に駆られる素晴らしい
パーフェクトな岩です。

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これは、今回登れませんでしたが、
機会があれば、もう一度チャレンジしたいです。
アメリカの女性もまだ誰も登れていないんじゃないかな?

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こんな感じの、ポケットカチです。上部のマントルも侮れない感じ。

さて、次回は、中級グレードを紹介してきます!