ハートコンシェルジュ


「おしつけがましいアドバイス?」


押し付けがましさというのは、カウンセラーとして注意しなければなりません。カウンセラーは、うっかりしていると、クライアントさんのペースを忘れて、ついつい押し付けがましいアドバイスをしてしまったりしてしまいがちです。


アドバイスは、悪いわけではないのですが、ほどほどにしないと、クライアントさんの自分で考え行動する力を奪ってしまいます。

私の恩師であったマイケル・カーンは、「アドバイスは、せいぜい1セッション1回」と言っていました。おそらくその程度でよいのでしょう。ほとんどの場合、セッションの中で、クライアントさんが自分で答えを見つけていきます。


カウンセラーが、アドバイスをしすぎたり、しゃべりすぎたりする場合、カウンセラー側が不安な場合が多いんです。

なんとか、カウンセラーっぽくふるまわなきゃって思っちゃうんですね。


多すぎる押し付けがましいアドバイスは、クライアントさんのためにやっているのではなく、カウンセラーが自分自身の安心のためにやっているので、クライアントさんのためには、なりません。



向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

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