四国発のドン引きごくたま更新ブログ。
ご訪問ありがとうございます。
突然ですが、みなさんはあの世の存在を信じられますか?
あーーっ、また読み飛ばそうとしているそこのあなた!
ちょっと待ってください。スルーしないで。
決してヘンな勧誘ではありませんので。
最後に恒例のイケメン画像貼っていますので、辛抱して最後まで読んでもらえたら、う、うれしいな(文字数多いけど)
あの世。
信じるも信じないもそれは個人の自由です。
今回ご紹介したいのは、今から5年ほど前、四国に古代エジプト展が巡回したときに見聞した、古代エジプト人の驚きの死生観についてです。
古代エジプト人はミイラ作りをせっせとしていたのはみなさんすでにご存知のことだと思います。
そのミイラもランクが松・竹・梅とあり、製法も料金が異なっていました。
松なら、外科的切開により内蔵を取り出したのち、香料を詰め、ソーダ漬けして骨と皮にし、包帯でぐるぐる巻きにします。
さらに松より高級な特上松なら、この内蔵もミイラ化し、壺(カノプス壺といいます)に入れてくれます。
↓ハイ、お待ち!
彼らはビールを2歳の頃から常飲していたので、肝臓が必要だったのでしょう(ウソ)
王侯貴族も金持ちも平民もこぞってミイラ作りに勤しむ彼ら。
なぜか。
それは死んでもこの世と同水準の生活を維持できるあの世の存在を確信していたからだそうです。
でも、それを維持するためにはときどきこの世に戻り、この世のものを食べなければならないというルールがあったそうです。
そのために、この世で活動するための肉体が必要ということでミイラ作り産業が隆盛していました。
面白いのはここからです。
あの世に行くにおいて、現世での使用していた愛用品なども持ち込み可という発想が産まれました。
当時の少しお金のある夫婦のとある昼下がりの会話です。
金も貯まったことだし、今度オレたちの墓作ろうかと思うのだけど。
キャー、あなたステキー!
なに持っていこうかしら。このお気に入りの首飾りなんかもいいわね。これ、お墓に入れてね♥
オレたちの身の回りを世話する使用人も必要だな。使用人を連れていこう!
食事も必要よ。パン作り職人もお願いね♥
OK牧場。あの世も熱いことだろうし、ビールも飲みたいよな。ビール職人も連れいこう。
いや、ちょっと待てよ。職人連れて行っても、作業場がなければパンもビールも作れないよな。そうだ!工房も持っていこう!
その精巧な出来とそこまでしてビールが飲みたかったのかという彼らの執念に非常に驚いたことを覚えています。
ここまでして現世のあれもこれもあの世に持っていこうとするその執念。
もう、なんというかバカンス感覚というか。
話は現在に戻します。
私には家族をはじめ身の回りに色々な人がいます。
さらには現在のICT技術により、空間と時間を飛び越え断酒を通じてのお友だちもできました。
迷信深い私としてはこれらのことも、前世からの何かのご縁じゃないかなと思ったりしています。
あ、最後ちょっと重かったりして?
断酒ブログのはずなのにビール話になりましてごめんなさい。
日本では残暑厳しく、ニュージランドでは寒さ厳しい折ですが、断酒継続がんばりましょう!